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2014年8月10日 (日)

水の城 いまだ落城せず (風野真知雄)

水の城―いまだ落城せず 新装版 (祥伝社文庫) 水の城―いまだ落城せず』は『のぼうの城 』(和田竜)同様、石田三成にも落とせなかった忍城(おしじょう)を描いた時代小説。

5万の大軍勢を相手に、城の周囲の領民たちを含め、たった3千人で城を守った驚異。よほど優れた城代がいたのだろう、と思いきや、成田長親はどう見ても凡庸な人物。これは一体どういうことなのだろう?という疑問から書かれた小説です。

対する『のぼうの城 』は長親を百姓にも「(でく)のぼう様」と呼ばれるとぼけた人物として描いています。風野真知雄のほうが真面目でわかりやすいけれど、和田竜のほうが面白い、とわたしは思います。

お勧め度:★★★☆☆

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