« 植物図鑑 (有川浩) | トップページ | 遥か凍土のカナン 1 (芝村裕吏) »

2014年8月24日 (日)

河原町ルヴォワール (円居挽)

                         
河原町ルヴォワール (講談社BOX)河原町ルヴォワール』は「ルヴォワール」シリーズ第4弾、完結編です。
      
      賀茂川と高野川が合流して鴨川となる中州「鴨川デルタ」で、龍樹落花がある人物と会ったのち濁流に流され水死体で発見された。って、えええぇ〜、落花が死んだ!?
      
      ショックです。落花が死ぬなんて…殺されても死なないと思ってたのに…。(どんなだ?)
      
      警察は事故として処理しましたが、落花の妹・撫子は、最後に落花と会っていた兄・大和を犯人として私的裁判・双龍会に告発。大和の弁護人は城坂論語。撫子の元カレが敵に回るとは、なんとも気の重い話です。
      
      前巻『今出川ルヴォワール 』から時間が経って、かつての登場人物の記憶が曖昧で困りました。全4巻で完結したので、これから読む方はできるだけ続けて読まれたほうがよろしいかと。ただ、双龍会は「言ったもん勝ち」「事実はどうあれ説得力があればいい」という世界なので、ドンデン返しの連続です。慌てず、じっくり楽しみながら読んでください。
      
      今回、双龍会を仕切ってきた、京都一の権力者・黄昏卿の秘密も暴かれます。さて、黄昏卿とは一体何者なのか?
      
      秘密を抱えているのは黄昏卿だけではなく、いま読み終えて胸を撫で下ろしているところです。よかったね、撫子ちゃん!
      
      お勧め度:★★★★★

« 植物図鑑 (有川浩) | トップページ | 遥か凍土のカナン 1 (芝村裕吏) »

ライトノベル」カテゴリの記事

京都」カテゴリの記事

現代小説」カテゴリの記事