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2014年6月14日 (土)

ひかりの剣 (海堂尊)

ひかりの剣 (文春文庫) ひかりの剣』は『チーム・バチスタの栄光 』シリーズの登場人物の学生時代を描いた番外編。

「ナイチンゲールの沈黙」とか「イノセント・ゲリラの祝祭」といった洒落たタイトルが多いなかで「ひかりの剣」って、なんてベタな…と思ったら、人の名前でした。

東日本の大学医学部剣道部がトーナメント形式で闘う「第三十七回医鷲旗大会」を目指して、東城大学医学部剣道部の速水と、帝華大学医学部剣道部の清川が激突するという図式。老獪な高階病院長は剣道部の顧問です。

高階が清川に「才能とは、素質を磨く能力だ。このふたつを持ち合わせている人間は少ない。素質と才能の違い、それは努力する能力の差なんだよ」。これ、わかります。受験勉強でも努力できるかどうかが運命の分かれ目です。

高階が前園に「君が私に勝てない理由は簡単さ。私は毎日、手術室という命を削る闘いの場に身を置いている。メスという刃は竹刀より小さいが、その下で繰り広げられる世界 は、一歩間違えば相手の命を奪う真剣勝負。剣道場で行われている勝負よりはるかに厳しい。そこで毎日メスを振るっていれば、剣筋はおのずと磨かれる」。これはわからん。竹刀とメスをいっしょにされても困ります。

剣道は経験がなく、よくわからないせいか、楽しめませんでした。(残念)

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