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2014年4月20日 (日)

極北ラプソディ (海堂尊)

極北ラプソディ (朝日文庫) 極北ラプソディ』は『新装版 極北クレイマー 』の続編。主人公の外科医今中は、破綻した極北市民病院の再建請負人である新院長・世良と、たったふたりの医師として再起を図るのでした。

世良は、思い切った人員と経費削減を行い、救急診療も隣の雪美市救命救急センターに任せたのです。そして、そこへ今中の派遣を決めたのですが…。

雪美市救命救急センターは、受け入れを断らないというだけあって、優秀なスタッフが揃っています。そこへ入ってしますと今中先生も目立たないのですが、彼は彼なりに救命救急医療に尽力しようと努めます。

前巻にもありましたが、病院で治療費を払わないのは「レストランで食事して払わずに帰るのとおなじ」というのは頷けます。

小説としても面白かったけれど、ドクターヘリの運用について勉強になりました。夜は飛べないし、天候が悪くてもだめ。患者の命を救いたくても飛べないこともあるわけです。

でも、世良の目指しているものはもっと大きかった。極北シリーズはこの2巻で完結のようですが、世良の話はどこへ続くのでしょうか?

お勧め度:★★★★★

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