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2014年4月10日 (木)

迷子石 (梶ようこ)

迷子石 (講談社文庫) 迷子石』というから、巨大な岩がまったく別の場所に転がってきたのかと思ったら、災害で生き別れになった人を探す掲示板代わりの石のことでした。

父とおなじ医師を目指し、見習いとして富山藩江戸屋敷住まいの孝之助は、訪れて来る患者とてなく、近所の子供たちの相手をしながら、薬売りのおまけ絵を描いて過ごしています。ほとんど引きこもり状態です。東京に住みながら渋谷も六本木も行ったことがないようなもの。

ところが、ある日、父が江戸へ向かう途中、幼なじみに斬られたというから、さぁ大変! 父に着せられた汚名だけは晴らさねばならないと奮闘するのですが…。

主人公は、内気な良い人で、それ以上でもそれ以下でもない。残念ながら、ちょっと物足りませんでした。

お勧め度:★★☆☆☆

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