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2014年4月 2日 (水)

ルーズヴェルト・ゲーム (池井戸潤)

ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫) ルーズヴェルト・ゲーム』の由来は、野球好きのルーズヴェルト大統領が「一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」と語ったことだとか。

青島製作所は不況のあおりを受けて業績が低迷、伝統ある野球部が存続の危機に陥ります。中小企業とその野球部の生き残りを賭けた闘いの物語です。

取引先の生産調整によって大きく売上減となり、取引銀行からはリストラを強要され、ライバル会社からは値下げ攻勢をかけられ、二代目社長・細川は悩みます。

一方、野球部の監督は有力選手2名を連れてライバル企業野球部へ移籍。ますます廃部の可能性が大きくなっていくわけですが、野球部の選手として採用された社員にとって「廃部=失業」なので深刻です。

会長、社長、専務、野球部部長、マネージャ、選手、取引先、メインバンクの支店長、大株主たち、それぞれの立場と思惑が絡み合い、 青島製作所は4点、5点と点差が開いていくばかり。果たして追いつくことはできるのでしょうか。

残念ながら『空飛ぶタイヤ 』『下町ロケット 』ほどの感動はありませんでした。

お勧め度:★★★★☆

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