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2014年3月 3日 (月)

ノーライフキング (いとうせいこう)

ノーライフキング (河出文庫) ノーライフキング』は、『想像ラジオ』と同じ作者いとうせいこうの作品ということで興味を持ちました。

小学生に人気のディスクコンピュータ(通称ディスコン)のゲームソフト「ライフキング」にまつわる噂が一人歩きを始めます。わたしがイメージしたのは、ファミコンの「MOTHER」。ファミコンが発売されたのが1983年。当時は「裏技とか隠れキャラとか、必勝本がなければわかるはずない。出版社とグルだ」と憤ってましたっけ。

子供たちは、自宅、学校、塾をぐるぐる巡るけれど、頭のなかは「ライフキング」のことや噂のことばかり。それがなぜか社会のトレンドを変えてしまうというお話。

わたしの子供の頃は携帯電話もパソコンもファミコンもなかった。うちにあったのはテレビと新聞と黒電話。噂話もあったけれど、外で走り回っていることのほうが多かった。いまよりは生活がシンプルだったような気がします。

お勧め度:★★★☆☆

あとがきによると「無機王」を「ノーライフキング」と読んだときに物語が閃いたとか。

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