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2014年3月31日 (月)

いつまでもショパン (中山千里)

いつまでもショパン (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) いつまでもショパン』は『さよならドビュッシー』、『おやすみラフマニノフ』に続く、音楽ミステリー第3弾。

ワルシャワで開かれるショパンコンクールと頻発するテロ。そして、アフガニスタンの戦場。殺伐とした状況の中、ピアニストたちが栄冠を目指します。そこに、過去2作にも登場した岬洋介だけでなく、辻井伸行がモデルと思しき榊場もコンテスタントとして登場。名演を聴かせてくれます。

紹介文に「遺体の手の指十本がすべて切り取られる」なんて書いてあったものだから「血なまぐさいのは嫌い」と敬遠していたのですが、読んでよかった。面白かった。

しかし、岬さんはいつもおいしいところを持っていきます。ピアニスト探偵といったところでしょうが、ミステリーの主人公を張るには線が細いかな。

最後に岬が引き起こす奇跡に「そんな馬鹿な」と思いながらも感激してしまいました。

お勧め度:★★★★☆

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