« 暖簾 (山崎豊子) | トップページ | 『聖なる怠け者の冒険』にまつわる京都探訪(北白川天然ラジウム温泉) »

2014年1月15日 (水)

沈まぬ太陽 5 会長室編・下 (山崎豊子)

沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫) 昨年4巻まで読んで力尽き、年が明けて(半ば義務感から)ようやく読破することができました。わたしにとって、とにかく「重い」小説でした。

国見会長が「世田谷区経堂の永田元総理の私邸」を訪れる場面がありますが、鈴木善幸氏のことでしょう。経堂の狭い路地の奥にひっそりと和風家屋が建っていました。しっかり取材されたことがわかります。

また、恩地がニューヨークの動物園を訪れた際、鏡に映る自分を "The Most Dangerous Animal in the World."と書かれていたのは苦笑もの。たしかに、世界でいちばん危険な動物は人間です。地球を破壊しかねません。

5巻とも「お勧め度:★★★☆☆」としましたが、これは「たいへんな力作として評価するけれど他人に勧めるつもりはない」という意味です。各巻とも読後感は最悪。この最終巻でも溜飲を下げることはできませんでした。娯楽小説ではないということです。

お勧め度:★★★☆☆

« 暖簾 (山崎豊子) | トップページ | 『聖なる怠け者の冒険』にまつわる京都探訪(北白川天然ラジウム温泉) »

現代小説」カテゴリの記事

2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ