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前回、森見登美彦の『聖なる怠け者の冒険』に登場したスマート珈琲などを訪れたのですが、今回「八兵衛明神」に行ってきました。 午前8時に長男の下宿を自転車2台で出発。まずは朝食をと、京都ではスマート珈琲よりも有名なイノダコーヒー本店を訪れると、店の外まで行列ができているので、近くの三条店(写真1)に入りました。珈琲はこっちのほうがおいしいけど、たまごのサンドイッチはスマート珈琲がおいしかった。注文してから出てくるまで待たされるのはどちらも同じくらい。 新京極方面へ下り、ウロウロ走り回ってようやく柳小路(写真2)を発見。自転車ですれちがうのがむずかしいくらい狭い通りです。自転車から下りて押して南から北へ抜けたのですが「あれ、八兵衛明神はどこ?」。洒落たお店が並んでいて、反対側を見ているうちに通り過ぎてしまったようです。それくらい小さな明神さん(写真3)。 柳小路を北に抜けると、なにやら甘い、おいしそうな香りが…。京都鶏卵堂(写真4)のベビーカステラです。11時の開店一番乗りするとオマケしてくれました。できたてのあったかいのはおいしかった。京都はおいしいものがたくさんあるので毎回「食べ歩き」がメインになっていたりします。 カステラをつまみながら自転車で銀閣寺方面へ向かいます。お昼は「おめん」でいただく予定なのですが、まだお腹が空かないので、近くの法然院(写真5,6)へ。観光シーズンなので特別公開されていました。お寺の拝観料って安くないので、ひとりだとたぶんスルーしますが、息子と一緒なので「何事も経験」とばかり入場するのでした。 法然院をあとにして「おめん」へ。つけ麺屋さんなのですが、場所がよいせいか混んでます。駐車場にタクシーが多いのは観光タクシーでしょうか。メニュー(写真7)を見て、温かいおめんを二人分注文。麺もつけだれも温かいのが出てきて、具は二人分が一皿に盛ってあります(写真8)。ごまをたっぶり入れて、おいしくいただきました。 長男の誕生日が近いので、一乗寺の「パティスリー・タンドレス」に誕生日ケーキ(写真9)を密かに頼んでおきました。ここのケーキを初めて食べたとき、いろんな食感と味が広がってびっくり。それ以来、パウンドケーキの上にクリームとフルーツが載っているだけじゃ納得できなくなりました。 午後3時に伺うと店の外まで行列が。「いつも昼過ぎには売り切れてしまうのに、こんな時間にまだ残っているのかな」と思いつつ店に入ると、案の定ガラスケースは空っぽで焼き菓子がすこし残っているだけ。そもそも土曜から月曜しか開店してないし、昼過ぎには来るようにしたほうがいいです。あるいは電話で注文しておくか。 お店あてに「誕生日ケーキはお願いできますか」とメールしたら「一度お電話ください」とのこと。電話で、連絡先、引き取り日時を伝え、二人分をお願いしたら「そのときの仕入れによりますので、お任せでよろしいでしょうか。2,000円くらいだと思います」。なんと大雑把、いえ、おおらかなことでしょう。この店ならお任せでも安心ですし、そのほうが「どんなケーキを作ってくれるんだろう」と楽しみがあっていい。 マンダリーヌ・ブリオッシュはお酒を染み込ませたパンとマンダリンの甘酸っぱさが最高においしかった。ショートケーキ3人分くらいの量があったので、たしかに2,000円といったところ。二人で分けてちょうどの量でした。 夕食は、東大路通沿いのラーメン店「天天有」。そもそもマックスバリュで「銘店伝説 京都ラーメン 天天有」という半生麺を見て「東大路通り沿いのラーメン店だったら長男が行ったことあるはず」というわけで、袋麺よりも本物を食べに行くことにしたのです。今度は行列もなく入店。中華そば(中)を注文しました(写真10)。叉焼の代わりに卵を入れてくれたり、麺の種類を選べたりするようですが、初めてなのですべて「デフォルト」で。いわゆるふつうの醤油豚骨ラーメン。ふつうにおいしかった。これなら飽きないでしょう。 いや、今回もよく食べました。(笑) |
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京都に出かけた折に、自転車で「珈琲店タレーラン」があるとされる「二条富小路」に出向いてみました。Google Mapのストリートビューでも見ることができるのですが、そこはやっぱり自分の目で見たかったのです。 左の写真1が二条富小路から北を見た様子。そこを上ると左手には公園(写真2)がありました。ここは京都市中京区鍛冶屋町になるのでしょうか。それにしても「上ル」はどこまでで「下ル」との境はどこにあるのかな…なんて考えながら自転車でウロウロ。 タレーランを探していたら珈琲が飲みたくなって、西にふた筋の堺町通を三条まで下り、イノダコーヒー本店に寄ってみたら行列ができていたので、すぐ近くの三条店へ。 その後、森見登美彦の『聖なる怠け者の冒険』に登場した柳小路に向かったのですが、それはまた別のお話。(つづく) |