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2013年11月30日 (土)

ゲート 1 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり 接触編 (堀内たくみ)

ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編 表紙だけではわかりませんが、厚さ3センチ、全520ページの大作が第1巻。5巻まで出ています。陸上自衛隊のトリップもの、というより異世界交流ものでしょうか。表紙絵になっている自衛隊員がオタクの伊丹二尉、その回りの3人の美少女(エルフのテュカ、魔導師のレレイ、死神ロゥリィ)が行動を共にする仲間です。

銀座に突如異世界に通じる門が現れ、そこから大群が押し寄せてきて…という1ページ目で「失敗したか」と思ったのですが、もうすこし気楽に読み進めてみてください。軍事オタクにはちょっと物足りないかもしれませんが、ラノベファンタジーとしては面白いと思います。

似たような設定のアニメ「アウトブレイクカンパニー」では、指輪をはめると異世界人と会話できるようになりますが『ゲート』では、レレイが日本語を覚えて通訳を勤めてくれるようになります。

映画『ET』を見たとき、ETを捕えるのに防護服を着込んだ連中が押し寄せてきたのを「そんな大袈裟な」と思ったけれど、今は、異世界から「外来種」や「病原菌」が侵入してくるのが心配になります。年齢を重ねると、気になるポイントが変わってくるのでしょうか。

日本が未知の世界への門戸を開いたことを、アメリカ、ロシア、中国が黙っているはずもなく、政治的な駆け引きも繰り広げられ、ドロドロした一面もありますが、異世界の調査を一任された自衛隊の「人道援助」体質がリアルに、愉快に描かれています。

それにしてもエルフたちと渋谷でお買い物とは…想像できてしまうだけになんとも言えません。小説(フィクション)っていいですね。

お勧め度:★★★★☆

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