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2013年10月12日 (土)

トッカン the 3rd おばけなんてないさ (高殿円)

トッカン the 3rd: おばけなんてないさ 『トッカン』シリーズ第3弾。主人公「ぐー子」こと、鈴宮深樹も(3巻目になって)ずいぶん成長しました。上司である特別国税徴収官(略してトッカン)の鏡雅愛の付き人ではなく、結構ひとりで仕事を進めているのにビックリ!

今回は、鏡の故郷・栃木への出張があったり、鏡の元妻と接近遭遇したり、占い師の滞納金を差し押さえようと追っていったら、なんと○○でいたり…。神戸から出て来て東京で一人暮らしのぐー子の毎日は何気に波瀾万丈なのです。

国家公務員法の守秘義務の厳しさを知りました。業務上、違法行為や犯罪を知ったとしても、国税局の職員はそのことを警察に通報できないというのです。そうはいっても、国家公務員であるまえに一市民としてどうなの? というわけで裏技はあるようです。それは読んでのお楽しみ。

「お金の警察」といえばカッコいいけど、税務署や国税局だといえば、ものすごく嫌われるみたい。つまり、感謝されることがない。徴収官なんて、仕事だと割り切らないとやってられないでしょう。

池井戸潤の『空飛ぶタイヤ』『ロスジェネの逆襲』などの反骨経済小説も面白いけれど、この『トッカン』シリーズも負けていません。お勧めです!

お勧め度:★★★★★

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