« 史上最強の大臣 (室積 光) | トップページ | 神々の憂鬱 〜 暁の天使たち 2 (茅田 砂胡) »

2013年10月 7日 (月)

暁の天使たち 1 (茅田 砂胡)

暁の天使たち (C・NOVELSファンタジア) これは『デルフィニア戦記』、『スカーレット・ウィザード』に続く作品なのですが、過去2作品の続編のような内容になっています。つまり、『スカーレット・ウィザード』の宇宙に『デルフィニア戦記』の登場人物たちが乱入してきたのです。

ルゥ(闇)、リィ(太陽)、シェラ(月)の3人がキーパーソンで、他に(死んだはずの)ヴァンツァー、レティシア、黒い馬だったグライアまで登場します。そして『スカーレット・ウィザード』の主人公ジャスミンとケリーの息子ダニエル(ダン)がルゥを通じて他の人物たちともつながっていきます。

本シリーズの3巻まで読んでみて、このレビューを書いているのですが、白状すると1巻で投げ出すところでした。死んだ人間は蘇るわ、時空の壁も平気で超えるわ「なんでもあり」にも程があります。こんな無茶苦茶な小説、読んでられるか!

でも、ちょっと待てよ。無茶苦茶なのは今に始まったことじゃない。リィの荒唐無稽ぶりが愉快だった。過去2作品のことは一旦忘れることにして、新しい話として読んでみようと考え直した次第。幸い、軽く読めますし。

さて、場所は惑星ベルトラン。リィには生みの親と育ての親がいまして、リィは育ての親を愛しています。生みの親のことは単に生物学上のつながりとしか考えていないのです。納得がいかないのが生みの父親アーサー・ヴァレンタイン。たまたま「生家」に顔を出したリィとも口論ばかり。デルフィニアから連れてきたシェラの後見人になってもらえればそれでいい。なぜ? リィ、シェラ、ルゥで学校に通いたいというのです。それはアーサーとしても反対できません。

なに、学園もの!? 想像がつかん。すごく嫌な予感がする…。

お勧め度:★★★☆☆

« 史上最強の大臣 (室積 光) | トップページ | 神々の憂鬱 〜 暁の天使たち 2 (茅田 砂胡) »

SF/ファンタジー」カテゴリの記事

ライトノベル」カテゴリの記事