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2013年9月12日 (木)

史上最強の内閣 (室積 光)

史上最強の内閣 (小学館文庫) 「影の内閣」というのは野党が組むものだと思っていたけれど、じつは永田町に対して京都御所に控えていたとは!

北朝鮮が日本に対して強硬姿勢を強め、あまつさえ核ミサイルを発射しようとしている状況で、現「二軍」内閣が、京都の「一軍」内閣にその座を明け渡すことにしたのです。「選挙で選ばれていないのに」という常識論はおいといて、エンターテイメントですから楽しみましょう。

京都の公家出身の二条総理は、明治維新の生き残りのような大臣たちを引き連れ上京。アメリカを始め、ロシア、中国、韓国を牽制しながら北朝鮮対策を打ち出していきます。こんなふうに北朝鮮を手玉に取ることができたら愉快でしょうね。ストレス解消になります。

既存政党、政治家や各国の指導者たちが現実とダブり「なるほど」と頷くことしきり。毛色はまったく異なるものの、既存政治をひっくり返すという志は『大日本サムライガール』に通じるものがあります。

ミサイル問題と拉致問題にどう決着をつけるのか。興味津々で一気に読んだのですが、やや肩透かし。続編『史上最強の大臣』はどうでしょうか。

お勧め度:★★★☆☆

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