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2013年8月 1日 (木)

残月 〜 みをつくし料理帖 (高田 郁)

残月 みおつくし料理帖 (ハルキ文庫) 「みをつくし料理帖」シリーズ第8弾。年2回ペースが今回1年空いたもので久しぶりに澪に会うことができました。やっぱり、いいなぁ、この雰囲気。落ち着きます。安心して読めるのです。

歌と同じで、安心して聴ける歌手と、音が外れないかハラハラしながら聞く羽目になるアイドル歌手とのちがい。プロならば最低限のレベルはクリアしてほしいと思うのですが、気に入らないなら、聴かなければ(読まなければ)いいのかもしれません。

前回、吉原の料理人・又次が大火で亡くなったことを引き摺っていて雰囲気が暗い。又次は「つる家」の下足番・ふきとどういう関係だったっけ?

文化13年(1816年)は、3年に一度の「閏月」があって、葉月(8月)のあとにもう一度8月があったそうです。今年の暑さで8月31日の翌日が8月1日だったらうんざり。でも、夏休みが倍になる子供たちはうれしいかも。

それはさておき、作者の高田郁は上手になりました。吉原の火事のあと、幼なじみの野江(あさひ太夫)はどうなったのか。そして若旦那・佐平衛の行方は?

どちらもすこしずつ進展があります。もし、野江を身請けするなら四千両が必要。そんな大金は「つる家」で稼ぐことなど不可能。だとしたら…。

お勧め度:★★★★★

このシリーズは大学4年の長男も好きなので、貸してやります。

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