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2013年8月29日 (木)

紅の喪章―デルフィニア戦記 14 (茅田 砂胡)

紅の喪章―デルフィニア戦記〈14〉 (C・NOVELSファンタジア) イヴンはシャーミアンは好きでも、結婚となると身分の違いに納得できず、ナシアスはバルロのお膳立てでエンドーヴァー夫人と結婚することになったものの釈然とせず(国王を筆頭として)ややこしいというか、情けない男が多い国です。 そんな城中を尻目にベノアの頭目ジルは、ずっと年下のアビーを(母親ベネッサの反対を押し切って)嫁にもらってしまう。この物語で、我が道を行くのは、リィとジルくらいでしょうか。

さて、デルフィニア包囲網は、タンガとバラストだけでなく、スケニアまで巻き込み、戦争になればタウはもちろん、サンセベリアも加わることになります。しかし、リィがサンセベリア王に「ウォルは領土を広げたいとは思っていない。手出ししなければ、昼寝している牛のように大人しい男だ」と語ります。それでも戦争がなくならないのは、人間の欲望には果てがないということですか。

一方、戦争のどさくさに紛れてリィを暗殺しようとファロットの刺客たちも動き始めます。10巻「憂愁の妃将軍」では、ウォルが敵の捕虜となって死にそうになるし、今回はリィも危ない…。 ただ、ウォルとリィが死んでしまうことはないだろうとたかを括ってます。

お勧め度:★★★☆☆

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