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2013年7月

2013年7月31日 (水)

親鸞・下 (五木寛之)

親鸞(下) (講談社文庫) 六角堂で出会った女性・紫野に惹かれつつも、病を癒すために故郷・越後へ帰ってしまい、その代わりに腹違いの妹・鹿野がやってきて、またややこしいことに…親鸞には女難の相があるようです。

さて、六角堂で95日目に「行者宿報設女犯 我成玉女身被犯 一生之間能荘厳 臨終引導生極楽」と聖徳太子の声が聞こえ、紫野には「吉水へおいでなさいませ」と言われたことを法然に話すと、なんと100日欠かさず説法を聞きに来ていたことをちゃんと覚えていて、吉水に受け入れてくれたのです。これが生涯の師との出会いです。

その後、罪人でも下人でも「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えるだけで、すべての罪は許され、極楽浄土に往生できるとする、わかりやすい教えが広く受け入れられるようになり、それがために南都北嶺(興福寺と延暦寺)の弾圧を受けることになっていくのです。

最終的に、範宴は法然から「選択本願念仏集」の書写を許され、善信という名をもらい、吉水を離れ、念仏僧として下野したのでした。法然門下の急進派が起こした騒動が元で後鳥羽上皇の逆鱗に触れ、法然は土佐へ、善信は越後へ流罪と決まったのでした。もちろん善信は妻・恵信といっしょです。

上巻は面白く読ませてもらいましたが、下巻はちょっと重い。第二部「激動編」に読み進むにはパワーが必要になりそうなので、しばらく充電してからにします。(久しぶりの「みをつくし料理帖」8巻が待ってます!)

お勧め度:★★★☆☆

2013年7月29日 (月)

親鸞・上 (五木寛之)

親鸞(上) (講談社文庫) 五木寛之は、学生時代に『青春の門』を読んだだけ。「ちょっと退屈かも」と思いつつ『親鸞』を読み始めたところ、これが面白いのです。うれしい誤算!

冒頭、法勝寺の巨大な八角九重塔に違和感を覚えた主人公が「比叡のお山のほうが、ずっと立派だ」という下りに共感を覚えて、本書を手に取った次第。わたしも、覚王山日泰寺の五重塔はよいのですが、北にある古い給水塔は不気味だし、巨大な風力発電機も怖くてそばに近寄れません。

伯父の屋敷に弟二人と世話になっている、日野忠範(9歳)が主人公。12世紀の京の都は荒廃し、鴨川の河原には死体が捨てられ異臭が漂っています。ある日、闘牛を見物に出かけた忠範は、河原坊浄寛、ツブテの弥七、法螺坊弁才に出会い、仲良くなってしまいます。中流貴族でありながら、下々の民たちと共にいるのが楽しい様子が伝わってきて微笑ましい。こういう型破りなところがいい!

不思議な縁で、周囲の助けを得ながら、忠範は比叡山で僧としての修行に励むことに。19歳になっても忠範あらため範宴(はんねん)は、自身が信じられる仏に出会うことができず、悩んだ挙句、聖徳太子が建立した六角堂に百日参籠し、お告げを得るのです。

比叡山は女人禁制だといいますが、古今東西、悩み苦しみ「悟り」を求めるのは男ばかり。女性はたくましい、というべきか。

お勧め度:★★★★★

2013年7月27日 (土)

『聖なる怠け者の冒険』と『親鸞』にまつわる京都探訪

                         
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森見登美彦の『聖なる怠け者の冒険』に登場した場所をいくつか訪ねてみました。
      
      大学4年の長男の下宿が出町柳の北にあり、7月下旬の日曜の朝、私がそこを襲撃したと思ってください。「ピンポーン♩ 起きてくださーい!」「おはよ〜」「さ、自転車で出かけるぞ」「どこへ?」「スマート珈琲で朝食だ!」。
      
      地図を片手に行ってみると、寺町通のアーケード、本能寺の南ではありませんか。スマート珈琲(写真1)は早朝から結構混んでます。アイスコーヒー2つとタマゴサンドウィッチ(写真2)、フレンチトーストを注文。お店の入口脇にドイツ製の焙煎機が置いてあり、そこで自家焙煎しているそうですが、アイスコーヒーは酸味が強くて、わたしの好みではありませんでした。でも、熱々のスクランブルエッグにちょっと芥子を塗ったタマゴサンドウィッチは美味でした。
      
      腹ごしらえして、ようやく目が覚めた長男を連れて六角堂(写真3)へ向かいます。これは五木寛之の『親鸞』で重要な場所です。ただ、本能寺同様、ビルの狭間に残された異空間。まわりをぐるっと歩いて六角形であることを確かめました。
      
      じつは、その日、大阪で法事がありまして、昼すぎにはJR京都駅にいなくてはならないのです。時計と地図を見て「それじゃ、梅小路へ行こう!」。梅小路公園の一角にできた京都水族館はパス。目的は梅小路蒸気機関車館(写真4)です。小学生の頃、亡父に連れて来てもらった思い出の場所に、息子を連れていきたかったのです。
      
      整備中のD51が置いてあって面白かった。スチーム号(C62、1回200円)に乗ってみました。片道600mの直線コースをゆっくり往復するだけですが「C62に乗った」ことは事実。長男は石炭に興味を持って、下車後、近くの石炭置き場で手に取って「これが燃えるの?」と不思議そう。
      
      そこから、京都駅ビル西側の(ビックカメラ近くの)西駐輪場へ(1回150円)。JRで大阪へ向かい、法事を済ませて京都駅まで帰ってくると、京都タワーの地下3階にある銭湯へ向かったのでした。京都タワービルってちょっと古くて、名古屋でいえば、栄の中日ビルみたい。地下に手芸用品店があって、地下2階がなくて地下3階に浴場と理容店だけあるのです。階段を降りていくと怪しいムード満点ですが、危険はなさそうなので750円払って入湯させてもらいました。
      
      貴重品は受付で預かってくれますし、タオルを1枚貸してくれます。ボディソープとシャンプーは備え付けてあるので、着替えさえあれば気軽に利用できます。入ってから思い出したのですが、わたし、熱いお湯は苦手。水シャワーで身体を冷やしながら気合いで肩まで浸かりました。
      
      さっぱりしたけれど身体がだるい。入浴って体力を消耗するんでしたっけ。駐輪場で自転車を引き揚げるとすでに夕方。京都のお寺は5時には閉まってしまうので「カステラを買いに行こう!」「へ?」。
      
      京都駅から出町柳まで自転車で約6km。ただ移動するのはつまらないし、以前から「然花抄院」の「然カステラ」を食べてみたかったのです。室町のお店は和風の洒落たところで女性が喜びそう。然カステラの大(1,500円+税)を買って帰りました。薄いけれど直径20cmほど。見た目はカステラには見えませんが、スプーンですくって食べてみると「甘〜い」のつぎに「カステラの味がする」。カステラというと洋風のお菓子というイメージがありますが、然カステラはこってり和菓子です。渋いお茶といっしょに召し上がれ。最初は戸惑いますが、他にない味と食感なのでクセになるかも。余談ですが、ナイフにくっついて切り分けにくいので、下の紙までいっしょに切って、そのままお皿に取り分けたほうがいいと思います。
      
      翌月曜日、長男は大学の講義があり、わたしは昼まで時間があります。iPadで調べてみると「比叡山って近いんだ」。急遽「出町柳から3時間で比叡山東塔まで行ってくる」ミッション開始です。東塔まで片道1時間。現地滞在時間は1時間弱か。
      
      森見登美彦の小説には叡電がよく出てくるので一度乗ってみたかったのです。2両編成で車内はきれい。途中駅はほとんど無人駅なので、うしろから乗って整理券を取って、前の運転席側の運賃箱で支払って降りるという「バスみたいな電車」です。
      
      叡電の八重比叡山口駅から徒歩3分ほどのケーブルカー乗り場へ。続いてロープウエイを乗り継いで山頂駅に到着。東塔まで徒歩30分はつらいので、周遊バス乗り場へ。東塔のつぎのバスセンターで下車して根本中堂へ。『親鸞』が修行したのは横川なのですが、いちばん奥なので今日は無理。またいつか。標高800mでもすこしは涼しい。下界は「京都の夏」。暑いよ〜。
      
      正午に、田中里ノ前交差点の中華料理店「華祥」で長男と待ち合わせてランチ。なかなか充実した京都探訪でした。(さすがに疲れました)
      
      そういえば「有頂天家族」がアニメ化されたとか。京都の街を走り回るタヌキと、飛び回る天狗が見られるのでしょうか。楽しみです。

2013年7月25日 (木)

[iPad mini] Jules Verne's Return to Mysterious Island 2 HD その後 5

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ついに、連載6回目。「神秘の島」の地熱モーター修理編です。もうすぐ終わると信じたい。

前作も手応え十分でしたが、今作はそれ以上の大作。しっかり(プレイヤーが挫けそうなほど)楽しませてくれます。腕自慢のアドベンチャーゲーマーはぜひ挑戦してみてください。(苦労を分かち合いたい…)

ネモ船長はエイリアンともお知り合いだったようで(写真1)ここは火山の熱を利用した発電所。水の流れがどこかでせき止められているらしいのですが、全体の構造が知りたい。

湖底の水取入れ口が火山の噴火によって塞がってしまい、火山に熱せられた水蒸気ダクトに穴が開いてしまったようです。前者は、水中マスクをつけてヘリコプターの貨物庫を開ければ、中にある物で障害物を処理でき、後者はジェップにダクトに入ってもらって、適当な大きさのもので穴を塞げばいい、みたい。(いまひとつ理解できてない…)

ドアにNと描いてあるのがネモ船長の区画。ただ、送電線が外れて漏電している(自動ドアが開かない)ので、ねじれた金具に「焼きを入れる」必要がありました。

アクションの結果が、コントローラ(写真3)の表示にほとんど反映されないので理屈がよくわかりません。下部の2本のレバーで出力と周波数を調整して、問題なく稼働しているとのメッセージが得られればいいみたいです。

これで火山爆発の危機を回避できたので、再びヘリがやって来て無事脱出できるはず…だったのですが、発電所から出ようとしたら乱暴者の猿が飛び込んできて(写真4)地熱モーターを止めてしまったのです。

再度モーターを動かしたところ、乱心猿がぐったりしています。一体どうしたのでしょう。あ、死んじゃった。と、ジェップも具合が悪そう。え、ジェップも死んじゃうの?

ネモ船長の海底研究棟に入って顕微鏡(写真6)で病気の植物を調べたところ(前作の最後に)シールドを解除した間に外部から侵入した微生物に侵されたようです。外界からやってきたミーナには免疫があっても150年間隔離されてきた島の生き物にはそれがないわけです。と、ネモ船長(の幽霊)が説明してくれます。(おいおい)

顕微鏡を使えるようにするのもひと仕事でした。古いヒューズを直すのは電線を用意すればいいのですが、紫の(電球みたいな)ボトルがわからなかった。これは「チャレンジブック」に載っているガラス瓶の作り方を参考にします。紫色のガラスのかけらがあったとして、それをどうやって瓶にするか。火はあるから、長い金属製のパイプがあればなんとかなりそう。長いパイプがついている物はゲームの序盤で手に入れているはず…。それにしても、必要なアイテムがそのままの形で手に入るとは限らなくて、複数を組み合わせてあり、焼いたり、叩いたり、切ったり、化学変化させたり、それはもうややこしいのです。

以前入手したものの、食べてしまったり、使ってしまった物を「あれがここで必要だったのでは?」と悩むこともしばしば。これが精神衛生上悪いのです。だって、不可欠なアイテムを無くしたのだとしたら、絶対にゲームをクリアできないかもしれない。もう一度同じ物を手に入れようとしてもふつうは見つかりません。しかし、結果的には持っているものでなんとかなりました。

ただし、常に「なんとかなる」とは限りません。火を熾す道具なら「着火道具(火打石か集光レンズ)」「ほくち(着火剤)」「燃料(材木、枝など)」の3点セットなので、いくつものパターンがあります。一方、釣り竿は竿(棒)が多少長くても短くても問題ないと思うのですが、実際はそうはいきません。ましてや特殊な状況では特定のアイテムが必要になるので融通が効きません。

ラストでは、ミーナが重大な決断を迫られます。さて、あなただったらどうするでしょうか。

マラソンを完走したような充足感。疲れたけれど満足です。

お勧め度:★★★★☆

2013年7月23日 (火)

[iPad mini] Jules Verne's Return to Mysterious Island 2 HD その後 4

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不思議な花のそばの壁面にあるボタンを、やっとのことで押すことができました。そのためには絵描き猿を満足させなければなりません。つまり、赤、緑、青、白の4色の絵の具を提供するのです。論理的に考えれば、青さえ手に入れば、ボタンを押すことができるはずなのに、不条理な障害が用意されているのです。

とくに白色塗料を作るのに苦心しました。チョークの粉はあるのですが、水もだめ、ヤシ油だけでもだめ。なにかが足りない。チョークの原料は石膏と同じ炭酸カルシウムや硫酸カルシウムだけど、ホタテの貝殻や卵の殻を使うこともできるとか。そういえば貝殻は持ってたっけ…。

余談ですが、湖で釣りを楽しむことができます(写真2)。釣り竿を作るには、フックとコードと棒切れと、もうひとつ「浮き」が必要でした。これは何かから切り出さねばなりません。そうして出来た釣り竿に「エサ」を付けたら準備完了。写真2の画面右の赤い浮きが沈んだ瞬間に(浮きを)タップすれば釣れます。

原作『神秘の島』は空想冒険小説でしたが、このゲームはSFの要素が強い。不思議を軽く通り越して「ありえない」ことが平気で起きます。じつは島の猿たちが高度な文明を築いていたとか? だとしたら辻褄が合います。(おいおい)

洞窟に入ろうとすると5匹の猿たちが邪魔します(写真3)。画面上部の顔写真に緑が2つ、赤が3つ。赤が敵対勢力のようです。それを緑にしないと先に進めないのでしょう。

緑の2匹は、絵描き猿と、火山の麓で(コードをより合わせたロープを投げて)子猿を助けてあげた母猿だと思います。他の猿を探しまわったところ、340フィート入口下の(イバラを乗り越えた先の)岩棚に雌猿発見。絵描き猿には塗料をプレゼントしたので、彼女にも贈り物攻勢をかけてみましょう。

貝殻に穴を開けてコード(紐)を通したネックレスは受け取ってくれたけど、花束はダメ、食べ物も受け付けません。あ、果物から抽出したアルコールはOKなんだ。ひょっとして飲んべえ? だったら「もうひとつどうだ」っと、タップマークが消えたから満足してくれたのでしょう。洞窟の入口に戻ると赤が2匹に減っていて、猿たちをやり過ごすことができました。多数決なんですね、猿も。

結果的には、絵描き猿に全色プレゼントする必要があったわけですが、プレイヤーにとってみれば、その都度、必然性があるかどうかが問題。後回しでもよさそうなことを強要されるのは納得できません。そういった詰めの甘さも、自由度の高さ故かもしれません。ただ、自由度の高いアドベンチャーゲームはムズイです。

写真4の5つの扉の上に青い陶器が載っていて、中央の1個が足りません。他にない形の焼き物に青い塗料を塗って焼けばいいはず。そうして奥に進むと、なにやら異様な施設が…これが地熱モーターですか。SFモード全開。これはもう原作を超えています。

さて、地熱モーターを修理せねば。もはや設定がどんなにぶっ飛んでいようとも、ここまで来たら後には引けません!

お勧め度:★★★★☆

2013年7月21日 (日)

[iPad mini] Jules Verne's Return to Mysterious Island 2 HD その後 3

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地熱モーターを探してやって来た海辺。ここではジェップでなければできないことと、ミーナと一緒ならできることがあります。

問題は、砂浜に埋もれている4×4のマス目(写真1)。どう見てもパズルなのですが、台座(盤)だけで駒がありません。と、近くに緑色に輝く「型」があって、これで駒が作れそう。湖の近くで取っておいた泥を流し込んで、型を抜いたものを炉で焼けば駒の出来上がり。

このパズルには手こずりました。駒が足りないのです。さっき作ったのは9個だけど、あと6個必要。ふと見上げると崖に動物の顔らしきもの(写真2)が彫ってあって、右目が緑色っぽいのです。「ひょっとしたら」と思っても、そんな高いところに登れ、るか、ジェップなら。駒が揃ってからも(これまでにないパターンだったので)ずいぶん悩みました。

崖の顔の真下あたりに4本足の水瓶みたいなものが(タップマークが出ているものの)何のためにあるのかわからずイライラ。触れることができることが明示されているのは親切なのですが、必要な道具を持たずにタップしても"That's not a bad idea, but something's missing."と言われるばかり。これ、不親切。

何のためにあるのかわからないものは、新しいアイテムを入手するか、ストーリーが進展したときに再点検すればいい。時期尚早だとなにをやっても無駄です。

さて、この海辺の岩棚に絵描き猿がいます(写真4)。黒い塗料で、壁に気球や火山のデッサンが描かれています。岩の窪みの白、緑、青、赤は絵の具の痕跡が残っているだけ。ということは、この4色の絵の具を手に入れる(作る)必要があるのか…。緑のペンキ缶はあったけど中身は固まってしまってるし、赤い粉末はあるけれど、そのままでは絵の具にならない。

そういえば、パズルの駒を作った泥を使えば、ポット(陶器)を作ることもできます。ふいごのある炉の隣に、ろくろがあって(写真5)、6種類の形のポットを作ることができるみたいなのですが、ろくろを回そうにも、その上に泥(土)を載せようにも画面は変化なし。わけがわからず画面中をタップしまくったら、アイテム画面に大量のポットが湧いててビックリ。作りたいポットの絵をタップするだけだったの? 土塊1個でこんなにたくさんできるはずがない。

今作は、こういった「手抜き」というか「不親切」があちらこちらに見られます。それがこのゲームを難しくしている原因のひとつではないでしょうか。

不思議な花のそばの壁面に隠しボタンが現れたのだけど、どうやっても押すことができないのです。(あ〜イライラする!)

で、地熱モーターは一体どこにあるの!?

お勧め度:★★★★☆

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2013年7月19日 (金)

[iPad mini] Jules Verne's Return to Mysterious Island 2 HD その後 2

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ノーチラス号の警備ロボットを修理すると「地熱モータを修理しないと火山が大爆発を起こします」。淡々と、とんでもない話を聞かせてくれます。で、地熱モータはどこにあるの? ベーッと地図をプリントアウト(写真2)。「高度340フィートに秘密の入口があります」。

地震のおかげで道が開けたものの、沼に架かる橋が落ちています。ミーナは足に怪我をしているので沼に入ることができず、再びジェップの単独行動。浅いところを選んで対岸に渡ると、ちょうどいい柱が立っていて、これを倒せばミーナも渡ることができそう(写真3)。ところがジェップはお腹が空いて力が出ません。やむなくお食事タイム。エサを探すのに苦労しました。

アイテム画面が前作と勝手がちがって使いにくい。ジェップに物を食べさせようにも無反応なのは、猿の食用にはならないのか、別の理由で受け付けないのかがわからない。アイテムの組み合わせもわかりづらくなっています。ユーザーのアクションに対して、音でもメッセージでもいいから、なんらかのリアクションを返すのは必須ではないでしょうか。

その後、ミーナと合流し、340フィート地点を探します。上面に丸い穴が開いた路傍の石に高度を彫りつけてあるのですが、ちょうど340フィートはありません。はて、どうやって高さを測ればよいのやら…。

洞窟を抜けると、そこは海に面した新しいエリア(写真4)。

お勧め度:★★★★☆

2013年7月17日 (水)

[iPad mini] Jules Verne's Return to Mysterious Island 2 HD その後

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アドベンチャーゲームが好きなのは「知恵を使ってページを繰る本」だから。読み進めること自体が遊びなのです。

さて、猿のジェップになって島を探検していると(ミーナのときより)視点が低いので、前作では見えていたものが見えないことがあって困ります。逆に木登りできるので高いところから遠くを見ることもできるので一長一短ですか。(かといって、どこにでも登ることができるわけじゃない。)

火山のほうへ行くと(写真1)噴火したあと、子猿が木の上から下りることができなくなっています。救助ヘリは噴火に巻き込まれて墜落したのか。

いや、それよりいまはミーナを探さねばなりません。風車のところへ行くとジャガーがいて…襲われてゲームオーバー(写真2)。別経路で風車の中へ入るとミーナ発見。足の傷口が開いて痛む様子。傷口を縫うために肉食蟻を捕まえてきてほしいと頼まれます。針と糸じゃなくてアリ? Wikipediaによると「かつて野外で傷口を縫い合わせるためにアリに噛ませたことがあるという。まず傷口を押さえておき、アリの胴を捕まえて傷に近づけ、かみつかせると同時に指先で頭と胴を切り離す。すると頭は傷にかみついたまま固まってしまう。これを繰り返すことで傷口を縫い合わせる」。生々しくて、ちょっと気持ち悪いのですが、それが写真3です。

血で汚れた包帯を洗ってきて、傷口を縛って手当完了。ミーナは外に出たいので「大きな猫をなんとかしてちょうだい」。壊れたライフルは役に立たないし、棒切れを振り回しても無駄。ジャガーを倒せなくても追い払うことができればいいのです。そういうアイテムを探しましょう。

風車を出ることができると、そこからはミーナとジェップが一緒に行動します。浮遊ロボットのところへ行くと、それは前作でミーナを船長だと認識したロボットでした。しかし、調子が悪そうなので修理が必要です。でも、交換部品もなければ工具も…あ、あそこにならあるかも。ジェップは怖がって近づかないけれどミーナなら…。

お勧め度:★★★★☆

2013年7月15日 (月)

[iPad mini] Jules Verne's Return to Mysterious Island 2 HD

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ジュール・ベルヌの『神秘の島』をベースにした"Jules Verne's Return to Mysterious Island - Deluxe Edition"というアドベンチャーゲームの続編。かつて4人の男と1人の少年がサバイバルした孤島に流れ着いたミーナが救助を呼んだところで前作は終わりました。

ところが、ミーナを乗せたヘリコプターが湖に墜落し沈没。猿のジェップに助けられ、九死に一生を得たわけですが、何者かがヘリを攻撃したのでしょうか? 島には大砲があったけれど、他には誰もいないはず…。

墜落時に左足を怪我したミーナは「なにか足を縛るものを探してきて」とジェップに頼みます。おい、オレは猿かよ!

美しい自然をぐるっと見回すことができ、矢印をタップするとそちらへ移動できる。拾うことができるもの、他者など関わることができるものはマークが出るので、それをタップすればいい。木切れや木の実、種など適当に拾いまくっても、持ち物リストはちゃんと整理されてます。片付け上手なお猿サン!(一体どうやって持ち運んでいるのやら)

ただ、このゲーム、前作同様、全編英語。字幕は出ますが、しゃべり終えると同時に消えるし、文字が小さくて読みづらい。こういうときはiPad miniより画面の大きいiPadがいいと思うのですが、あの重さは寝転がってゲームするにはつらい。

ミーナの傷の手当が済んだら、自分(ジェップ)の腹ごしらえです。アイテム画面で食べられるものはなんでも食べてみましょう。他の猿が食べているものを分けてもらうのが近道かも。

お腹が一杯になったのでミーナのところへ戻ったら「モーターみたいな音がする。あれは何?」。あたりを調べてみると浮遊ロボットが! ミーナに知らせようと戻ったら彼女がいません。近くに血のついた包帯が落ちていて、猿も不安を感じます。ミーナに一体なにがあったのでしょう?

お勧め度:★★★★★

2013年7月14日 (日)

憂愁の妃将軍―デルフィニア戦記 10 (茅田 砂胡)

憂愁の妃将軍 デルフィニア戦記10 (C・NOVELSファンタジア) デルフィニア西部の領主グラハム卿は、金銀鉱脈があることがわかってもタウに対する自治権を認める国王に反旗を翻し、パラストと通じたのです。パラストはタンガと手を組んで、デルフィニアからタウを奪おうと攻め寄せます。現地に駆けつけたウォルは捕虜となり、リィは彼を助け出そうと飛び出していったのでした。

タウの鉱脈に絡む戦争については解せないことがあります。その発端となったのは、ウォルとリィが「タウに銀山あり」とタンガにリークしたこと。タウが必死で隠してきたことをあっさりばらすなんて信じられません。そして、それがパラストにも漏れてピンチに陥ってれば世話ありません。

捕虜となったウォルは、金鉱の場所を聞き出そうとするパラストに拷問を受け、最後は公開処刑されることに…。散々気を持たせて登場したリィいわく「ウォルの偽物があちこちにいて手間取った」。そんな手に引っかかって1週間も遅れるなんて納得できません。ウォルの匂いがわからないリィではないはず。

第1〜4巻では、ウォルとリィの凸凹コンビが破竹の勢いで進撃していくのが痛快だったのですが、9巻以降、彼らが頭がいいのか悪いのかわからなくなってきました。さらに、リィが元いた世界の回想を読んでも、作者がイメージしている絵が浮かんでこなくて、置いてけぼりを喰ってる感じがします。(残念)

お勧め度:★★☆☆☆

2013年7月12日 (金)

動乱の序章―デルフィニア戦記 9 (茅田 砂胡)

動乱の序章 デルフィニア戦記9 (C・NOVELSファンタジア) ついに愛妾候補の本命、登場か!? 田舎貴族ダルシニの娘ポーラは、タンガとの戦勝記念パーティに招待され、コーラル城の庭園でウォルに蹴躓きます。そこへ現れたリィとも、国王夫妻とは知らずに接するポーラ。「いい娘だな」と感じたリィは後日一計を講じて…。

しかし、巨大な筆で畳サイズの半紙にいつも「強い女性」を描いている作者が、一転、細筆でA4サイズの半紙に「か弱い女性」を描くのは、手が震えているような違和感満載。しかし、山奥の屋敷に暮らすポーラは意外にたくましい一面も。彼女がウォルとリィの正体を知ったらどうなることやら。今後の展開が気になるのですが、西方からパラストが攻めてきたので、それどころではなくなってお預けです。

タウに銀山あり。それを自らタンガにリークして、攻めてきたところを返り討ちにしようというデルフィニアも大胆ですが、タンガもその手に乗ってはくれないのでした。またもやデルフィニアは窮地に立つことに。

でも、リィがいれば負けることはないでしょう、たぶん。

お勧め度:★★★★☆

2013年7月10日 (水)

風塵の群雄―デルフィニア戦記 8 (茅田 砂胡)

風塵の群雄 デルフィニア戦記8 (C・NOVELSファンタジア) 下の地図にあるとおり、デルフィニアはパラストとタンガに挟まれています。両国から同時に攻められると困るわけです。

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デルフィニア対タンガの初戦は、リィの活躍で勝利。相手の大将を生け捕りにするというのが定石になっていますが、愉快なので許します。

ウォルとリィ夫妻は一段落したので、次はイブン? 彼は今回大怪我をします。片腕、片目を失ってしまう…。

あとがきによると、今回は「めろどらま」だそうです。リィの秘密もちょっとずつ明かされていきますが、4〜8巻の第2部は起承転結でいえば「承」。次巻以降、どのように「転」がっていくのか楽しみです。

お勧め度:★★★★☆

2013年7月 8日 (月)

コーラルの嵐―デルフィニア戦記 7 (茅田 砂胡)

コーラルの嵐 デルフィニア戦記7 (C・NOVELSファンタジア) 独身のウォル国王のところに、昔の女が愛妾にしてほしいとやってきた。当時こっぴどく振られたらしいのですが、お人好しのウォルは彼女を愛妾として城に迎えたのでした。一方、隣国タンガは、王子とリィ王女の縁談を持ち込んできて、ウォルはどうやって断ったものかと四苦八苦。無下に断れば戦になるは必定。タンガはそれを狙っている節もある。ウォルは縁談話をリィに秘密にしていたのがいけません。侍女から聞いたリィは怒り心頭に発し、ウォルの命は風前の灯火!?

考えあぐねたウォルは、以前リィが訪れたという魔法街に足を運びます。そこで授けられた妙案とは「国王が王女を娶ればよい」。たしかに、国王が相手ではタンガもあきらめるしかないでしょう。しかし、リィが大人しく結婚などするかどうか…。

王国ものファンタジーって華やかな反面、陰謀とか誘拐とか暗殺とか、人間の暗黒面を見せつけられるようで嫌になることがあります。しかし「デルフィニア戦記」に限っていえば、結構愉快(笑える)ので許せます。あまりにお人好しなウォルにイライラしつつも「ま、最後はうまくいくだろう」と安心して読んでいる自分がいるのです。

あとがきによると、今回のテーマは「らぶろまんす」。カタカナではなく平仮名で書くと、その漫才っぷりが表現できてピッタリはまります。

それにしても、今回のタンガとの喧嘩のやり方は懐かしい。ウォルとリィの阿吽の呼吸がなせる技。なるほど、そうまとめましたか。さて、次回、ふたりはタンガをどう料理するのか楽しみです。

お勧め度:★★★★☆

2013年7月 6日 (土)

魔法使いの弟子たち (井上 夢人)

魔法使いの弟子たち 山梨県内で発生した竜能炎ウィルスに感染した患者のほとんどが死亡したものの、3名だけが意識を取り戻し、とんでもない能力を身につけてしまっていたのです。

不可解と非常識が楽しめる本です。

もし、ある日突然、超能力を獲得してしまったら…というおとぎ話、なんだけど、そこにできる限りのリアリティを与えてみたら、面白い本ができました。

生き残ったのは4人。週刊誌のフリーライター・仲屋京介、女優志望の落合めぐみ、93歳の入院患者・興津繁、昏睡状態なのが、めぐみの彼氏であり研究員の木幡耕三。

京介、めぐみ、興津の3人がいれば、国家転覆でも市場経済壊滅でも暗殺でも大儲けでも自由自在。各国政府を含めて、悪い連中が放っておくはずがない。アメリカだったら、即FBIに拘束されて、CIAに送られ、スパイとして働くか、実験動物にされるか、二者択一を迫られるのでは? ツッコミどころ満載なんだけど、裏社会のサスペンスドラマではなく、わかりやすく、テレビ出演という表社会を舞台に選んだのでしょう。

しかし、この3人が「弟子たち」なら「魔法使い」は誰で、目的はなに? 何のために竜脳炎ウイルスを作って撒いたのか。目覚めない木幡も怪しい。途中「黒幕はハリーポッターだったか」と思ったけど(笑)さすがにそれはないみたい。

ここで読了。以下が読後感です。

文庫で上下巻合わせれば、約700ページの長編小説。3人が目覚めて、なにかがおかしいことに気づいて、自身の能力に目覚めていく過程が最高に面白かった。鉛筆に結び目を作ってしまうなんて、想像しただけで愉快。

また、超能力を取り締まる法律がないため、警察が迷走を繰り返すのも興味深い。自分たちの常識や経験から外れた事象にはまったく無力な集団として描かれています。現実に「パソコン遠隔操作事件」ではあっさり騙されたことは記憶に新しい。

ラストも含めて、後半は話が重くなっていくので、わたしは前半のほうが好きです。読み終えたところで、ひとつ質問。

「あなたが京介、あるいはめぐみだったら、どちらの未来を選びますか?」

お勧め度:★★★★☆

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2013年7月 3日 (水)

[iPad mini] Little Inferno

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話題のゲームなので以前から気になってはいました。ただ、困ったことに、どこが面白いのかがわかりません。これが「ゲーム」なのでしょうか。

子供のオモチャを暖炉で燃やす? それで暖をとれ、と?
燃やすものがなくなったらカタログショッピングで買ってでも燃やせ、と?
それで誰か得をするのか。単なる楽しみ?

たしかに、小学生の頃、たき火やキャンプの煮炊きは楽しかった。正確には火を使うのが面白かった。自然にある、ほとんどの物は火に対して無力で、燃えて灰になってしまう。火を手にすればなんだって灰にできる。大きな力を手に入れたような気分になれた。

しかも、このゲームでは暖炉をタップするだけで火を熾すことができる。まるで指先から炎が噴き出しているように見える。ワタシって魔法使い?  これは快感です。その一方で、映画『タワーリング・インフェルノ』を思い出して戦慄するのです。

いずれにせよ、ひたすら燃やすだけだとしたら馬鹿馬鹿しくて削除していたでしょう。ところが、1冊目のカタログに載っている商品を全種類燃やす と2冊目へ。と思ったらコンボを3つ以上出さないと2冊目を開くことができません。コンボ「Bike Pirate」はわかります。おもちゃの自転車と海賊の人形を一緒に燃やせばいいのです。しかし、Springtimeに、Generations??  春といえば花だから、ひとつはInstant Seed Packetでしょうが、もうひとつがわかりません。そういうとき、総当たりで試してはいられませんから「たぶん、これでは?」と頭を捻りながら燃やすわ け。このあたりが唯一ゲームらしいところ。

オモチャによって燃え方がちがうのも興味深い。演出も凝ってる。でも、火に包まれながら悲鳴を上げられたら(ホラー映画を観ているようで)いい気分はしません。どこが面白いんだろう?

そもそも「ゲーム」とはなんぞや?

Wikipediaによると「フランス人社会学者のロジェ・カイヨワは、 著書『遊びと人間』("Les jeux et les hommes")のなかで、以下のようにゲームを定義した。すなわち、楽しみのために行なわれること、時間と場所が区切られていること、勝敗が不確定であ ること、何かを生産するものではないこと、ルールに支配されること、現実の活動から意識的に切り離されていることをゲームの参加者が知っていることであ る。」 また「例えば『シムシティ』の作者ウィル・ライトが自分の作品を(「ゲーム」ではなく)「toy(おもちゃ)」であるとしている。」 つまり「遊びにゴールが存在しないなら、それは玩具である」。だとしたら "Little Inferno" はゲームではなく、オモチャです。

ちなみに、時々手紙が届きます。手紙を使って品物のやり取りもできたりします。読み終えた手紙は当然燃やします。こんなことをやっているのは自 分だけかと思っていたら、どこの家にもサンタクロースを迎えるための煙突があって、暖炉があって、寒い冬には子供たちはそこでオモチャを燃やして暖をとり ながら日がな一日を過ごす、なんて怖い、こわすぎます。映画『トイ・ストーリー』の登場人物(オモチャ)たちも同意見だと思います。

幼い子供は創造欲と破壊欲を併せ持っています。なにかを作り出そうとすると同時に壊したいという衝動がつよい。"Little Inferno"は、大人になって抑圧された破壊欲を密かに満足させるためのオモチャ、なのかもしれません。

さて、ここまではプレイ途中で書いたもの。ここからがプレイ終了後です。

7冊あるカタログに載っている全商品を燃やしてしまうとどうなるのか気になります。最後の Miniature Sun を燃やすと大爆発して自宅が倒壊するのかと思ったのですが、もうすこし凝ってました。そして、ラストはモノクロのアドベンチャーゲームモード。ダウンロードしたならば、是非、おとぎ話のようなエンディングまでごらんください。

お勧め度:★★★★★

Little Inferno HD App
カテゴリ: ゲーム
価格: ¥85

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2013年7月 1日 (月)

[iPad mini] アクションアドベンチャー Fetch

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近未来、少年が「消火栓ロボット」に喰われた愛犬ベア(熊!)を探して冒険を繰り広げるというお話。fetchというのは犬に向かって(ボールなどを)「取っておいで」というように使いますが、この場合、攫われた愛犬を「連れ戻す」という意味もあるのでしょう。

街には、あちこちアーケードマシンが置いてあって、それをクリアすることで先に進んでいきます。それはよいのですが、ミニゲームをクリアするために必要なアイテム(誘導ミサイル!)を買うために、別のマシンでコインを稼がないといけないという矛盾に陥っています。ミニゲームは単純で、反射神経を競うものだから、子供のほうが上手かもしれません。しかし、地下になんでこんなものがあるの? そんなことは気にしちゃいけない?

登場するアクションゲームは、一度にいろんなものが飛んでくるのを避けたり、撃ち落としたり、とにかくせわしないものが多い。うまくすり抜けることができればよいのですが、一旦引っかかるとなかなか先に進めず苦労します。

Drawnシリーズを含めて、BiG Fish Gamesのゲームは絵がきれいで、よくできているのですが、ストーリー性がやや希薄に感じます。その一方で、無節操で猥雑だけど心惹かれる、びっくり箱のような仮想世界を見せてくれます。

「理屈はともかく楽しければOK!」という方にお勧めします。

お勧め度:★★★☆☆

フェッチ™ App
カテゴリ: ゲーム
価格: ¥350

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