« 空漠の玉座 デルフィニア戦記 4 (茅田砂胡) | トップページ | 獅子の胎動 デルフィニア戦記 6 (茅田砂胡) »

2013年6月13日 (木)

異郷の煌姫 デルフィニア戦記 5 (茅田砂胡)

ウォルが国王に返り咲いて3年。リィは王女なんていう堅苦しい立場に我慢できないだろうと案じていたのですが、山腹にある、無人の離宮で気ままに暮らしていたようです。しかし、仮にも王女なので、身の回りの世話をする侍女をつけることになり、やってきた侍女はじつは…!?

今回も笑わせてくれます。作者はあとがきで「吹き出してしまうので電車で読むことができません、と言われるのが何故だかわからない」と書いていましたが、可笑しいのは作者(登場人物)が大真面目だからです。ウォルとリィとイブンが揃えば漫才トリオです。

サヴォア侯爵家のバルロが、叔父のマグダネル卿を討つと言い出し、ウォルが事情を尋ねてもバルロは頑として(本当の理由を)話しません。一方、デルフィニアの隣国タンガとパラストが、タウの民にちょっかいを出してきたのです。これはなにか裏があるはず。

そのまた一方で、リィが殺し屋に狙われていて、リィはそれを退屈しのぎにあしらっていたのです。なんとも剛毅な王女です。

ファンタジーとして「剣」が中心でしたが、今回「魔法」が登場します。文字通り「魔法街」(グインサーガでいうところの"まじない小路")に迷い込んだリィが重要な手掛かりを掴んできます。まだまだ目が離せません。

お勧め度:★★★★☆

« 空漠の玉座 デルフィニア戦記 4 (茅田砂胡) | トップページ | 獅子の胎動 デルフィニア戦記 6 (茅田砂胡) »

SF/ファンタジー」カテゴリの記事

ライトノベル」カテゴリの記事