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2013年3月30日 (土)

RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (荻原 規子)

「Red Data Girl、絶滅危惧少女って一体なんだ?」と不思議に思いつつ1巻を読み始めたときを思い出します。それがこの6巻で完結。絶滅危惧種というよりは、人類の滅亡を防ぐため、未来を変える力を持った人間(すなわち泉水子)を世界遺産に登録しちゃおうというお話だったわけです。

荻原規子はデビュー作「空色勾玉」から読んでいて、古事記や日本書紀の世界をベースにした日本独自のファンタジーが気に入っていました。本書のあとがきによると「神話・歴史に基づく過去の文化遺産に足をつっこみながらも、既存の制約に縛られず、個人の空想の自由な羽ばたきを許されるもの」をファンタジーだと理解しているとか。

泉水子は両親と一緒に暮らすこともできず、彼女のもつ「力」については何も教えられずに山奥の神社で守り育てられてきたせいもあって、引っ込み思案で、自分に自信がなく、人混みは大の苦手でした。そこに守役として連れて来られて相良深行とは互いに反発するばかり。どうなることかとハラハラしていましたが、この最終巻では、いい感じになってきてホッとしています。

どきどき、ハラハラ、ヒヤヒヤの最終巻。面白かった!

お勧め度:★★★★★

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