放課後はミステリーとともに (東川 篤哉)
『謎解きはディナーのあとで』の作者が贈る「二匹目のドジョウ」、だそうです。高校の探偵部を舞台にした学園ミステリー、だそうです。(テンションが低くて申し訳ありません。)
霧ヶ峰涼の云々という目次を見た途端「涼宮ハルヒ」を思い出した方も多いのではないでしょうか。1話目のオチはハルヒにもありましたっけ。いきなり「なんだかなぁ」モードに突入です。そういえば『ディナーのあとで』も面白いことは面白いんだけど、それって毒舌執事という設定と、ラノベ的なリアクションや言い回しによるもので、小説としての面白さとはまたちがうような気がして残念だったことを思い出しました。二匹目も同じなんです、ザンネンなことに…。 千歳烏山、祖師ケ谷大蔵という駅名は、個人的にはとっても懐かしいのですが、登場人物名を苦し紛れに路線図から取っただけという気がしますし、広島ファンは大いに結構なのですが、余計なことを言うから阪神ファンと巨人ファンを敵に回しましたね。ハルヒなら許しますが、涼は許せそうにありません。狭量なわたしがザンネンな一冊でした。 お勧め度:★☆☆☆☆☆ |
わたしが読んだのは表紙に野球部員が描かれていたのですが、いまのは女子高生と白衣の先生なんですか? うーん、なんだかなぁ。
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