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2013年1月27日 (日)

偉大なる、しゅららぼん(万城目学)

琵琶湖の東岸、石走(いわばしり)にそびえる城に住む日出家。湖西から湖東の高校に入るために越してきた日出涼介は従兄弟の日出淡十郎と赤い学 生服を着て。堀伝いに船で登校し、放課後は船で帰宅ならぬ「帰城」するという、ありそうでありえない、へんてこりんなお話です。さて「しゅららぼん」とは 一体何なのでしょうか。
  1. 石走
  2. 不念堂
  3. 竹生島
  4. 淡十郎
  5. 棗広海
  6. グレート清子
  7. しゅららぼん
わたしも好きな代表作『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』同様、バカバカしいんだけど、よく考えたらとんでもない話。だって、他人の○○を××できちゃうなんて! しかし、主人公の日出涼介はその力を失ってしまいたいと願っています。

日出家には棗家という宿命のライバルがいて、ずっと張り合ってきたのですが、そこに突然強敵が現れ、両家ともピンチに陥ります。日出涼介、淡十郎とその姉・清子、棗広海は窮地を切り抜けることができるのでしょうか。

『ザ・万歩計』というエッセイ集はいまひとつでしたが、こういうへんてこ小説は上手い! あまり目立たないけれど『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』もしみじみといいので、万城目学に興味をもった方は是非!

『偉大なる、しゅららぼん』は喪失と再生の物語です。最後までじっくりとお楽しみください。

お勧め度:★★★★☆

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