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2013年1月21日 (月)

竜馬がゆく 7 (司馬遼太郎)

薩長同盟が成り、竜馬は土佐藩を加えた「大政奉還」を画策します。そもそも倒幕という発想からして武士にとって考えにくいことのはず。だのに、さらに幕府の政権を朝廷に返上させようとするなんて、どこからそんなことを思いついたのでしょう。
  1. 厳島
  2. 男ども
  3. 窮迫
  4. 清風亭
  5. お慶
  6. 海援隊
  7. 弥太郎
  8. いろは丸
  9. 中岡慎太郎
  10. 都大路
  11. 船中八策

「幕府はほろびても、将軍の命をたすけ徳川家の安全をはかる法は、ひとつしかない。徳川家がもっている政権をなげだし、みずからの手で幕府をつぶしてしまうことだ」という話を、竜馬は勝海舟と大久保一翁から聞かされたことがあったのです。なるほど、竜馬が自分で考え出したわけではなかったのですね。納得です。

だとしても、薩長の武力を背景に大政奉還を迫るわけですから、これは立派なクーデターです。主要メンバーは、竜馬の他、薩摩の西郷吉之助、大久保一蔵、土佐の中岡慎太郎、板垣退助といったところ。大政奉還が実現すれば、土佐藩の面目が立ち、江戸を火の海にせずに済み、英仏に横槍を入れる隙を見せないためにも、賢明な作戦でしょう。ただ、竜馬たちの命がいくつあっても足りません。

いよいよ次の8巻で完結です。

お勧め度:★★★★☆


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