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2012年9月 1日 (土)

埋みの棘 〜 鎌倉河岸捕物控 10 (佐伯泰英)

「鎌倉河岸捕物控」シリーズ第10弾は、政次、亮吉、彦四郎の3人が幼い頃、偶然見かけた水戸家での暗殺事件がメインストーリー。水戸家の藩政改革に絡む内紛が11年経った今、再燃しようとしていたのです。
  1. 迷宮入りの事件
  2. 二太郎の仲
  3. 喉の棘
  4. 夕間暮れの辻斬り
  5. 十一年後の決着

11年前、水戸家の若い家臣二名が、裏切った上司に襲われ、一人は絶命、もう一人は政次の機転によって命を救われ水戸に走ったのです。子供心にも「これはヤバい」と悟った政次たちは口を閉ざし、これまで忘れていたのですが、ずっと喉に棘が刺さっていたわけです。

それにしても、金流しの十手のおかげで将軍様にもお目見えでき、今度は水戸家が相手です。政次の剣の腕も、自分では「素人の棒振り」だというのですが、一流の剣客相手に通用してしまうという破天荒ぶり。さすが佐伯泰英。なんでもアリです。

お勧め度:★★★☆☆

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