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2012年8月25日 (土)

引札屋おもん 〜 鎌倉河岸捕物控 6 (佐伯泰英)

「山なれば富士、白酒なれば豊島屋」とうたわれる豊島屋の主・清蔵が引札(広告)を作ろうと立ち寄った引札屋のおもんに夢中に…。
  1. 七夕の殺人
  2. 三条長吉の小柄
  3. 水底の五千両
  4. 放生会の捕り物
  5. 千社札騒動

あとがきにありましたが、1596年創業の豊島屋はいまもあるそうです。ホームページはこちら

3話で、讃岐屋から火が出て、主夫婦が亡くなるのですが、ふたりは首を絞められた跡があるのです。当時、讃岐屋にいた8人を宗五郎が順に取り調べるというので、推理小説みたいだとワクワクしたのですが、尻すぼみにあっさり下手人に目鼻がついておしまい。

清蔵の浮気話がメインですが、5章が詐欺なだけで、他の1〜4章は殺人。相変わらず物騒なお江戸です。政次は剣客相手にも引けを取らないくらい上達しますが、豊島屋の庄太をいまだに「ちぼ」(掏摸)と呼ぶ亮吉の無神経さは、しほに叱られても変わりません。しほ、政次、彦四郎、亮吉の4人の主人公のうち亮吉だけ危なっかしい。大丈夫かなぁ。

お勧め度:★★★☆☆


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