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2012年8月23日 (木)

古町殺し 〜 鎌倉河岸捕物控 5 (佐伯泰英)

鎌倉河岸捕物控シリーズ第5弾。江戸に開幕初期、移住してきた町人のことを「古町」と呼び、幕府に「御能拝見」に招かれる。それはつまり将軍にお目見えが許されるということで、その中に金座裏の宗五郎も含まれていた。その御能拝見が近づいてきて、宗五郎をはじめ古町町人たちが剣客に命を狙われる事件が相次いでいた。なんとしても御能拝見当日までに下手人を捕えねばならないのだが…。
  1. 御能拝見
  2. 刺青殺し
  3. 六阿弥陀めぐり
  4. 刺客生捕り
  5. 走水の稲兵衛
  6. 胡蝶丸爆破
  7. 龍閑橋の決闘

今回の主人公は宗五郎です。1冊を貫く長編に、短編がいくつか織り込まれるというパターンが定着して、安心して読むことができます。亮吉に加えて、政次も金座裏に加わったわけですが、彦四郎も(現代でいえば)まるでお抱え運転手。どこへ行くにも堀や川を漕いでいきます。そして「しほ」はお抱え絵師。若い娘に死人の似顔絵まで描かせるのはどうかと思うけど…。というわけで4人の若者たちを巻き込んで宗五郎は江戸を駆け巡ります。

政次は道場に通って剣術の修行をしていますが、宗五郎はそんな時間はないみたい。それにしては剣客相手に勝るとも劣らぬ十手術を披露。ちょっと強すぎるのでは?

軽く読める捕物シリーズとしてお勧めします。

お勧め度:★★★☆☆

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