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2012年8月19日 (日)

御金座破り 〜 鎌倉河岸捕物控 3 (佐伯泰英)

「鎌倉河岸捕物控」シリーズ第3弾。宗五郎が守る幕府の御金座の手代・助蔵が斬り殺された。新しい小判の意匠に関わって京から戻ったところを斬られたらしいのだが、なぜか品川ではなく戸田川で死体が発見された。金座を狙う者があるのか…。宗五郎が動き出す。
  1. 屋台騒動
  2. 塾頭弦々斎
  3. 仁左とはる
  4. 外面似菩薩
  5. ほたるの明かり
  6. 御金座破り

このシリーズは、ひとつ大きな事件が起きて、それを調べるうちに他に小さな事件が絡んできて、最後にすべて決着するというパターンのようで、周到に構成を考えてあります。毎回主人公も入れ替わり、1巻はしほ、2巻は政次、この3巻は亮吉、そして次の4巻は彦四郎のようで、幼なじみの4人を一巡します。

十代目宗五郎を継ぐために金座裏にやってきた政次に対して割り切れない思いを抱えた亮吉が出奔するのですが…。白状しますと、跡継ぎにするほどの才能が政次にあるとは思えず、了見の狭い亮吉も好きになれません。ただ、今後の奮闘次第で見方が変わる可能性も十分あります。

お勧め度:★★★☆☆


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