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2012年8月15日 (水)

橘花の仇〜鎌倉河岸捕物控 1 (佐伯泰英)

鶴舞図書館で「鎌倉河岸捕物控」というシリーズの1巻目が偶然あったので借りてみました。佐伯泰英が「居眠り磐音江戸双紙」より1年ほど早く出したもののようです。歯切れ良く、テンポよく進んでいく物語に思わず引き込まれました。

主人公は幼なじみの3人—呉服屋「松坂屋」の手代・政次、金座裏の宗五郎の手先・亮吉、船宿「綱定」の船頭・彦四郎—と、酒問屋「豊島屋」の看板娘しほ。
  1. 仇討ち
  2. 逢引き
  3. 神隠し
  4. 板の間荒らし
  5. 密会船強盗
  6. 火付泥棒
1話は、しほの父が斬り殺され、相手の御家人はお咎め無しのうえ、鎌倉河岸で商売を始める。政次たちは宗五郎に内緒で仇討ちを計画する。2話は、集金帰りの手代や番頭の後頭部を殴りつけて金を奪う荒稼ぎが横行。そんな折、彦四郎が船に乗せた井筒屋の番頭が目の前で殺されてしまう。3話は、長屋住まいの15〜18歳の娘が神隠しに遭って5〜6日で戻って来る事件が相次ぐが、ついに死人が出て…。4話は、弁天湯で青物役所の売上12両を盗まれたおたつが身投げした。しほが犯人の似顔絵を描いて手配するが…。5話は、屋根付船で男女が密会中に襲われ金品を奪われる事件が続発。6話は、火事騒ぎに乗じて盗みを働く火付泥棒を追いつつ、しほを狙う川越藩根島一派に先手を打つべく宗五郎たちが動く。

お勧め度:★★★★☆

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