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2012年7月 5日 (木)

おまえさん (上) (宮部みゆき)

「ぼんくら」「日暮らし」に続く、ぼんくら同心・筒井平四郎シリーズ第3弾。お役目にはあまり熱心とは言えない平四郎ですが、甥っ子弓之助、十手持ちの政五郎らに助けられ、今日も江戸の治安を守って…いるのかなぁ?

「王疹膏」というかゆみ止めの薬で有名な瓶屋の主人・新兵衛が斬殺された。その切り口を見た八丁堀のご隠居・源右衛門が、お徳屋の近くで斬り殺された男の切り傷と同じだというのです。しかも、その太刀筋は「遺恨じゃ」。その身元不明の男と生薬屋の主人とのつながりは…?

文庫上下巻とも約600ページという大作。伏線なんだか、余談なんだかわからない話があれこれ。風呂敷を広げるだけ広げたのが上巻。下巻に入ると一旦まとめにかかります。だから上巻は江戸の与太話だと思って気軽に流しましょう。ちょっぴり成長した弓之助と三太郎(おでこ)の活躍も見所です。

お勧め度:★★★☆☆

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