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2012年6月23日 (土)

ふたりの距離の概算 (米澤穂信)

『氷菓』に始まる「古典部」シリーズ第5弾。奉太郎たちも2年生になり、新歓ウィークに突入。古典部もブースを出したものの閑古鳥。奉太郎と千反田が向かいのブースについて話しているのを聞きつけた新入生・大日向友子が仮入部したのだが、後日急に入部しないと言ってきたのです。一体なぜ?
  1. 入部受付はこちら
  2. 友達は祝われなきゃいけない
  3. とても素敵な店
  4. 離した方が楽
  5. ふたりの距離の概算

今回、奉太郎はマラソン大会を走りながら謎解きに挑みます。「省エネ」とは真反対の状況でご苦労さまです。三浦しをんの『風が強く吹いている』はひたすら走る話で、読んでいて疲れました。奉太郎もずっと走りっぱなしだったらどうしようかと思ったのですが、半分以上が回想シーンだったので助かりました。

これまでの4冊では、どこかしらツッコミを入れたくなったのですが、今回はそれがありませんでした。新入生を含む仲間うちでのちょっとした誤解の原因を探るのが目的でしたから、奉太郎が関係者の話を聞きながら推測するのは自然だったのです。

しかし、奉太郎も古典部に入って、というより千反田と出会って変わりました。恋愛未満が初々しい。続編も楽しみです。

お勧め度:★★★★☆

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