« ねこのばば (畠中恵) | トップページ | うそうそ (畠中恵) »

2012年3月21日 (水)

おまけのこ (畠中恵)

「しゃばけ」シリーズ第4弾は、以下の5話を収めてあります。
  1. こわい
  2. 畳紙(たとうがみ)
  3. 動く影
  4. ありんすこく
  5. おまけのこ

1話は、狐者異(こわい)は妖仲間からも弾かれる嫌われ者。関わると不幸になると言われつつ若だんなは…。2話は、紅白粉問屋一色屋の孫娘お雛は厚化粧をやめたいけれどやめられず…。3話は、障子に映る影が勝手に動く。若だんなは近所の子供たちを束ねて影の正体を探ります。4話は、若だんなは吉原の禿かえでを足抜けさせるというのですが手代たちは本気にしません。5話は、鳴家(やなり)の大冒険。

若だんなは人にも妖にも神にも、誰にでもやさしい。多少ぼんやりしてるのか、自分が危険な目に遭うことも厭わないのだからお守り役の手代たちは大変です。これは、やさしいを通り越してお人好しといったほうがいいかも。

気に入ったのは2話と5話。2話では屏風のぞきがお雛の相談相手として、いい味出してます。ちなみに、畳紙とは白粉を包む紙のこと。5話は、ちいさな鳴家が死にそうになりながらも若だんなのために大奮闘。ところで、妖って死ぬんでしょうか?

お勧め度:★★★★☆


« ねこのばば (畠中恵) | トップページ | うそうそ (畠中恵) »

時代小説」カテゴリの記事