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2012年3月 7日 (水)

雛の鮨 (和田はつ子)

江戸は日本橋にある料理屋「塩梅屋」の料理人・季蔵が主人公の時代ミステリー小説。

「みをつくし料理帖」シリーズ(高田郁)が好きなので、同じ料理人シリーズとして興味を持ったのですが「みをつくし」と比べると料理の話題が少なく、起こる事件も(いきなり料理屋の主人が殺されるなど)血なまぐさい。北町奉行が登場するなど、やや硬派なムードが漂うあたり「みをつくし」のほんわか、切ない雰囲気とは異なります。「みをつくし」はあくまで「料理帖」であって「捕物控」ではありません。

事件が起きるたびに調べて回っていては料理をしている暇がないのは仕方ありません。まだ1巻なので今後の展開はわかりませんが、料理人は世を忍ぶ仮の姿、という設定になっていくのかもしれません。

お勧め度:★★★☆☆

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