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2012年2月 9日 (木)

パズル・パレス (上) (ダン・ブラウン)

アメリカ国家安全保障局(NSA)の暗号解読用スーパーコンピュータ「トランスレータ」が解けない暗号が現れた。NSA副長官ストラスモアは秘蔵っ子のスーザン・フレッチャーを呼び出して協力を求めた。おまけに彼女の恋人のデイヴィッド・ベッカーも巻き込まれてスペインに旅立ったのです。

個人のプライバシーを守ろうと「トランスレータ」ですら解けない暗号を世界中に公表すると脅してきた人物がいて、NSAはそれを断固阻止しようとします。そんな暗号が広まったらアメリカの諜報活動が不能になってしまい、国家存亡の危機だというわけです。

「デセプション・ポイント」が面白かったので、デビュー作「パズル・パレス」を手に取ったのですが、比較するといまひとつ。ユーモアに欠けるし、気安く人を殺しすぎるし、素人のデイヴィッドを巻き込むのはあまりにも不自然だし、登場する日本人の名前が変。エンセイ・タンカドとトクゲン・ヌマタカは園聖単門、徳玄沼鷹? それと書名は、原題の「デジタル・フォートレス」(デジタルの要塞)のほうが格好いいと思います。

お勧め度:★☆☆☆☆

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