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2012年2月 3日 (金)

デセプション・ポイント (上) (ダン・ブラウン)

「ダ・ヴィンチ・コード」のダン・ブラウンの小説ということで手に取ってみました。いきなりショッキングなプロローグから始まるのがお約束なのでしょうか。

国家偵察局員レイチェル・セクストン、その父親であり上院議員(大統領候補)でもあるセジウィック・セクストン、ザカリー・ハーニー合衆国大統領、米陸軍特殊部隊デルタフォース等の場面が切り替わりながら物語は進んでいきます。

レイチェルは大統領に会うため迎えに来たのは米空軍戦闘捜索救難ヘリコプター MH-60G ペイヴホーク、到着した先で待ち受けていたのが大統領専用機 VC-25-A エアフォースワン。そして次に、NASA長官に会うため北へ3,000マイル(4,800km)移動するために乗ったのが F-14 トムキャット・スプリットテール。レイチェルいわく「翼の生えたミサイルね」。時速1,500マイルということは 2,400km/h。標準大気中の音速は1,225km/h だからマッハ2! これはライフル用7.62x39mm弾の初速に匹敵します。ド素人が高度1万メートル以上をマッハ2で2時間飛行するというのは想像を絶するものがあります。スターバックスで読んでいたので、レイチェルの戸惑いと悪態に笑いをこらえるのに苦労しました。

そうして到着した北極で、レイチェルはNASAが発見したという隕石を目にするのですが、そこからとんでもないことになっていくのでした。誰が何を企んでいるのか、何のために仕掛けたのか、誰が嘘をついているのか、疑心暗鬼のミステリー・ジェットコースターです。目が回りそうなのにページを繰る手が止まりません。

最初は上下巻なのでちょっと億劫だったのですが、一旦読み始めると上巻だけではやめられません。読むと決めたなら上下巻揃えておくことをお勧めします。

お勧め度:★★★★☆

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