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2012年1月13日 (金)

三四郎はそれから門を出た (三浦しをん)

「舟を編む」の三浦しをんが書いたブックガイド&エッセイ集です。「三四郎はそれから門を出た」ってタイトルだけで、肩から、いえ全身から力が抜けます。「コレ書いたのはゼッタイおかしな(おもしろい)奴だ」というわけで手に取りました。

活字中毒患者である筆者は、書店で買った本を帰宅するまで我慢できず歩きながら読んでいて、駐車車両のバンパーで脛を打って、そのままボンネットの上に倒れること幾度も。「箱庭図書館」(乙一)の山里潮音がここにいました。ほんとにいるんだー。

自宅で本を読むときはたいてい横になって読むとか、両親や弟のこととか、本棚をやめて押入にしたとか、日常のゆる〜い話も満載。「パンツ一丁でベランダに」というから「え、オトコだったの?」。でも wiki を見たら「女性」となってて安心…していいのか!?

作家がどんな本を読んでいるのかわかるし、どう感じたかもわかるのが面白い。「あ、面白そうだから読んでみようかな」と思ったのが、中井英夫の「虚無への供物」や寺山修司の「不良少女入門」、畠中恵の「ねこのばば」、柴田よしきの「シーセッド・ヒーセッド」、斎藤美奈子の「物は言いよう」等々。

このエッセイ集は、どうぞお布団でごろごろしながら読んでください。

お勧め度:★★★★☆

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