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2011年12月29日 (木)

小夜しぐれ 〜 みをつくし料理帖 5 (高田 郁)

うまくいくこともあれば、うまくいかないこともある。芳のいうように「禍福はあざなえる縄の如し」。人生、いいことばかりではないけれど、おいしいものを食べれば「とりあえず明日も生きてみよう」と思える。そんな人たちのために澪は今日も腕を振るいます。
  1. 迷い蟹 — 浅蜊のお神酒蒸し
  2. 夢宵桜 — 菜の花尽くし
  3. 小夜しぐれ — 寿ぎ膳
  4. 嘉祥 — ひとくち宝珠

1話では、種市の娘おつるにまつわる過去が明らかに。迷い蟹というのは浅蜊のなかに棲む小さな蟹のこと。2話では、吉原の翁屋が花見の膳を澪に頼んできた。悩みに悩んだ挙句、澪が用意した膳は? 3話では、父親が進める中番頭との縁談を受け入れた伊勢屋の美緒は、祝言の料理を澪に頼みたいという。4話では、御膳奉行・小野寺数馬は 公方さまより菓子を賜る「嘉祥」という儀式のために1品菓子を用意しなければならず途方に暮れる。つる家で澪に「好きな菓子はなんだ?」と聞いたら「炒り豆です」。それを思い出した数馬は大豆を取り出して…。ここにも料理好きがいました。

澪はこれまで結構ひどい目に遭っているので、ぜひシアワセになっていただきたい!

お勧め度:★★★★☆

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