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2011年12月31日 (土)

図書館戦争 〜 図書館戦争シリーズ 1 (有川浩)

笠原郁21歳、図書館に採用され「毎日軍事訓練に励んでいます」。

ない、ない。ありえないでしょう。「塩の街」「空の上」「海の底」の通称「自衛隊3部作」を書いた有川浩が、自衛隊のノリそのままの勢いで書いたフィクションです。図書検閲のために市街地で戦闘なんて、荒唐無稽な設定と笑い飛ばせない怖さを秘めつつ、一方で「ベタ甘」の恋愛小説でもあるところが魅力。このシリーズは一度読んだことがあるのですが、文庫になったものを大学2年の長男が買ったので借りてきました。彼も好きなのです。

無法を合法とする「メディア良化法」が2019年に成立して30年。笠原郁が高校時代、差し押さえようとした良化委員会から、彼女が大好きな本の続編を守ってくれた図書隊員がいた。彼女はその「王子様」に憧れて図書隊の防衛部を志望したのです。体育会系・笠原郁のキャラが最高に愉快。とにかく騙されたと思って一度読んでみてください!

また、巻末には郁と堂上とのショートストーリー「ジュエル・ボックス」と「児玉清×有川浩対談」が収録されています。ちなみに「図書館戦争シリーズ」は本編4冊、外伝2冊あります。

お勧め度:★★★★★

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