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2011年11月15日 (火)

スイート・ホーム殺人事件 (クレイグ・ライス)

ミステリー作家の母親と暮らすダイナ14歳、エイプリル12歳、アーチー10歳。ある日、隣の家から銃声が聞こえ、サンフォードの奥さんが殺されてしまいます。でも、銃声は2発聞こえた。もう1発はどこへ? 自分たちで事件を解決して母親の手柄にし、推理小説の宣伝になれば、毎晩遅くまでタイプライターにかじりついていなくても済むようになるのでは?と子供たちは考えて行動開始!

映画「ホームアローン」を思い出しました。自宅でひとりで留守番する羽目になった男の子が二人組の強盗を知恵と勇気で懲らしめるお話。しかし、こちらは3人組。長女ダイナはおっとりタイプ。次女エイプリルは茶目っ気たっぷりで機転が利き、長男アーチーは姉たちに勝てないのが不満だけど行動力抜群。母親に内緒で事件の手掛かりを追って警官までをも手玉に取ってしまいます。子供って怖い。(笑)

なにが怖いって、子供なのにお隣さんが銃で殺されたことにショックを受けないし、銃弾を平然とオモチャにしてる。いかにもアメリカらしい。ついでに母親のロマンスの手伝いまでして、すべてにおいてユーモアたっぷり。殺人事件を子供たちの目線で陽気に切り取って見せてくれます。笑いながら読めるミステリーです。

お勧め度:★★★☆☆

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