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2011年10月15日 (土)

タラ・ダンカン 8 〜 悪魔の指輪 (下)(ソフィー・オドゥワン・マミコニアン)

邪悪な意思をもつ悪魔の指輪(の試作品)が、タラからオモワ帝国リスベス女王の指へ乗り移り、女王を乗っ取ってしまった。このままでは別世界(オートルモンド)が破滅してしまう。
  1. タラ、16年の歳月
  2. 悪魔の王子、アルカンジュ
  3. 疑惑の初夜
  4. 煉獄の裁判官
  5. フェフニールのフェミリエ
  6. 伝説の恋
  7. 指輪の破片
  8. いざ、オモワ帝国へ!

というわけで、タラたち「魔法ギャング団」は悪魔の指輪を破壊すべくオモワ帝国に移動、したいのですが、タラは移動をブロックされています。残された裏道はただひとつ「煉獄」を通ること。タラにはそこへ行きたい別の理由もあったのです。それは、前巻の最後に死んでしまった母セレナの魂に会わせてくれる裁判官のところへ行くこと。セレナが生き返ることを望んでいるかどうかを確かめたかったのです。

以前とちがって「煉獄」は地球そっくりに作り変えられていて、悪魔の王子アルカンジュは超美男子。悪意はないとタラに言い寄りますが、なにせ相手は悪魔です。信用なりません。本書の半分くらいは煉獄でのお話です。

魔法あり、戦いあり、恋と友情あり、といろんなお楽しみが詰まった「ファンタジー幕の内弁当」。タラの恋については、相変わらずくっついたり、離れたりと慌ただしい。母セレナがほれ薬を飲まされた影響でタラも魅惑の呪文の効果を得ていたとかで話がややこしくなります。タラには申し訳ないけれど、事情がややこしくなるほど面白くなるんです。

お勧め度:★★★★☆

タラの母セレナは「あの世」で父ダンヴィウと仲良くやっていて、マジスターが死ぬと「あの世」でのセレナの幸せはまたしても打ち砕かれてしまう。だからといってマジスターを守らないといけないの!? そこへカルがタラに向かって一言「タラの人生はどんどん複雑になっていくね」。(笑)

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