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2011年9月27日 (火)

ラブコメ (松久淳+田中渉)

「天国の本屋」シリーズの作者の「ラブコメ」ということで読んでみたのですがハズれました。

序盤を少しずつ細切れで読んだせいか、どこまでが現実で、どこがアニメ脚本の話だかわからなくなりました。「天国の本屋」では絶妙の構成を見せてくれたから、たぶんこれもしっかり構成を考えたんだろうけど、考え過ぎ。おまけに「(この真相はずっと先になってから明らかになります)」などと余計な作者目線が入る。

ヒロイン真紀恵は人形町の花屋の店長25歳で、美人だけど男まさりで(と、ここまではいいんだけど)西島とかいう変なオジさんが絡むし、美晴って女かと思ったら男だし、男なのに女々しいし、怪しい飲み屋が出て来るし、4分の1ほど頑張って読んだのにちっともラブコメにならないし「もうムリ!」。

しかし「ここまで読んだのに」悔しいから半分近くまで斜め読みしてたらようやく面白くなってきて、その後、真紀恵が出てくるところだけ拾い読み。一応オチはついてるけれど「これがラブコメ?」という疑問は拭えませんでした。アニメやラノベのラブコメを期待してはいけません。


当たることもあれば外れることもあります。ネットでレビューに目を通したところで、実際には読んでみないと面白いかどうかはわかりません。安心して読める小説に比べるとラノベなどはいわば「B級グルメ」。しかし、それはそれで肩の力を抜いて楽しむことができる醍醐味がありあります。

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