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2011年8月30日 (火)

天国の本屋 (松久淳+田中渉)

あの世とこの世、来生と現世。人はふたつのパラレルワールドを通して100年の寿命が与えられているのです。この世で20歳で亡くなると、あの世で80年過ごし、100年経つとまたこの世に転生するという仕組み。この世で100歳を超えると、どこかに生まれ変わりが現れるといいます。

あの世とこの世のバランスに目を配る人材管理局員に「天国経験者」としてスカウトされた「さとし」は、なぜか書店の店長代理として本の朗読をするようになり、それが人気を博します。

その店にはレジ係として「ユイ」という女性がいるのですが、暇なときはいつもゲームボーイに熱中していて、話しかけてもぶっきらぼうで無愛想。取りつく島もありません。ところが、ある日気がつくと…。

ちょっと異色だけど素敵なファンタジー。「泣いた赤おに」や「ナルニア国物語」が懐かしい。すべての本好きな方へお勧めします。

お勧め度:★★★★★

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