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2011年4月15日 (金)

四畳半王国見聞録 (森見登美彦)

                         
        「四畳半神話大系」をはじめとする、森見登美彦による「京の街を徘徊する胡乱な学生たち」シリーズの最新刊。京都市左京区の東大路通・百万遍交差点の東に広がる京都大学周辺が舞台となっており、土地に馴染みがある人にはうれしい。吉田神社、吉田山、鴨川、哲学の道、法然院、銀閣寺、北白川天神宮、琵琶湖疎水、叡山電鉄、出町柳、一乗寺、今出川通、進々堂、カフェ・コレクション等々「小説に書かれていたから行ってみよう」と思うのです。
       
        以下の7話が収められています。
       
             
  1. 四畳半王国建国史
  2.          
  3. 蝸牛の角
  4.          
  5. 真夏のブリーフ
  6.          
  7. 大日本凡人會
  8.          
  9. 四畳半統括委員会
  10.          
  11. グッド・バイ
  12.          
  13. 四畳半王国開国史
  14.        
       

登場するのは男女とも変人。変な人。変わった人。変態といえるかも。変人は四畳半に生息し「阿呆神」も四畳半に棲むらしい。阿呆神になるには「自分の才能を世のため人のために生かさない」「無益なことしかしない」「善人である」ことが条件。四畳半統括委員会なる謎の組織は「世界を四畳半化する」ことが目的。構成員は四畳半手帳(正方形で水玉ブリーフの刻印あり)を持ち、ペコちゃんの憂鬱を恐れる。ネ、わけわからんしょ? だけど、これが森見ファンにはたまらんのです。あなたもいかがです?

       

お勧め度:★★★★☆

      

この春から、長男が京都でひとり暮らしを始めたのでまた遊びに行こっと!

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