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2011年4月 5日 (火)

国境の南 〜 妻は、くノ一 9 (風野 真知雄)

「妻は、くノ一」シリーズ第9弾。織江は「彦馬を好きじゃなくなれば彦馬さんが刺客に狙われることもなくなる」と、自分自身に心術(催眠術)をかけます。ある日、幼馴染みのくノ一、お蝶に町で声をかけられます。ついにお蝶まで刺客として差し向けられたのでしょうか。

誰かの願いを叶えるための「クエスト」をこなしながら、旅の目的に向かうという点で、ニンテンドーDS用「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」を思い出しました。静山の望遠鏡が盗まれたとか、元やくざが背中の刺青を消して殺されたとか、本書の「クエスト」は謎解きです。目的は、彦馬が織江と再び出会い、夫婦として一緒に暮らすこと。そのため、織江は密かに彦馬を追いかけます。ただ、それだけだと単純なので、織江に横恋慕する輩をふたりほど用意して、話をややこしくしています。なかなか「ゲーム的」ではないですか。(笑)

220ページの文庫本なので、電車や待合室などで気軽に読破できるはず。彦馬の、あるいは織江との「旅」を楽しみましょう!

お勧め度:★★★★☆

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