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2011年1月17日 (月)

楽園のつくりかた (笹生陽子)

受験勉強に集中して東大に入り、一流企業に就職して金持ちになることを目標に掲げる中学生の優は、ある日、母親から田舎の祖父の家に引っ越すと告げられます。転校先の中学2年の同級生はたったの3人。バカ丸出しのサル男、いつもマスクの根暗女、アイドル並みの美少女? 一体、優の将来はどうなってしまうのでしょうか…。

マイペースな母親と、ちょっとボケてるおじいちゃん、それに風変わりなクラスメイトたちの中で、優は勉強が遅れていくことに苛立ち、孤立していきます。じつは、優はおおきな不幸を背負い、そこから眼を背けていたのですが、クラスメイトたちはそのことも含めて優を受け入れてくれていたのです。

毎日の生活を地獄にするも、楽園にするも本人次第。ほのぼのとした青春小説です。

お勧め度:★★★☆☆

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