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2010年12月24日 (金)

船に乗れ!II 独奏 (藤谷 治)

「船に乗れ!」全3部作のうちの第2弾。1巻を読んだら2巻も読むしかありません。

主人公の津島サトルは2年の夏休みを利用してハイデルベルクに短期留学することに。先生には音階練習を叩き込まれ、楽器を弾くことと音楽を奏でることの違いを知ります。帰国すると南枝里子の様子がおかしい。学校も休みがちになり、自宅を訪ねても会ってくれません…。これも青春の光と影なのでしょうか。わたしにとって 2巻は非常にショッキングです。いくらフィクションでも納得できん、反則だ!

それでも音楽パートはおもしろい。今年のオーケストラの課題曲はリストの「プレリュード」。難しすぎると生徒たちは悲鳴を上げます。

「このホルンのパートを書いた人は、どこで呼吸をしろというのですか。私にホルンを吹きながら死ねと?」
「クラリネットにも死んで貰いたいらしいよ。あはは」
「こんなのできるわけないでしょーよ!」

妙にリアルで愉快です。というわけで、3巻に続きます。

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