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2010年9月30日 (木)

RDG 3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (荻原 規子)

学校にもずいぶん慣れてきた鈴原泉水子と生徒会執行部は、宗田真響の誘いを受け、夏休みに長野県戸隠で合宿を行うことになりました。「ふつうの学校生活」に憧れる泉水子は合宿にも期待するのですが、真響の思惑があちこちで問題を起こす始末。一方、宗田真夏の愛馬タビが危篤だという知らせが入って真夏は飛んでいったのですが、3人目の宗田姉弟である真澄(6歳で病死したが霊となって現れる)が真夏の代わりに合宿に参加することになり、それが大事件に発展していくのでした。

「レッドデータガール」シリーズも3巻目になり、ようやく事態が大きく動き始めました。これまでは不思議なことがあってもほぼ水面下だったのが、各々の思惑や確執、異能の力が明らかになっていきます。宗田真響の「目的のためには他人がどう思おうがおかまいなし」といった態度が気に入らないのですが、泉水子が彼女を支持しているので今のところは許しておいてあげます。(笑)

学年で成績トップの陰陽師 高柳一派。それに対抗する宗田姉弟+日本史研究会(実態は宗田真響ファンクラブ)が鈴原泉水子と相楽深行を取り込もうとしているという構図が見えます。権力争いはほどほどにしておいてほしい、と思うのでした。それよりも真澄の存在にどういう意味があるのか、泉水子に憑いている姫神とは一体何者なのか、といった不思議を明かしていってほしい。

いよいよ目が離せない「レッドデータガール」です。RDG4も期待してます!

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