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2010年9月14日 (火)

黄昏の岸 暁の天 ~ 十二国記 (小野 不由美)

泰王驍宗は文州での反乱鎮圧に赴き、そのまま行方知れずとなってしまう。悲報を受けた泰麒はあまりの衝撃に大鳴動とともに姿を消した。戴国は王と麒麟を失い、偽王の圧制が始まる。将軍季斉は助けを求めるべく慶国へと騎獣を奔らせた。

もしも王が斃れたなら麒麟が次の王を選びます。麒麟が斃れたなら王も運命を共にし、蓬山で再び麒麟が生まれるのを待つことになります。しかし、王も麒麟も死んだわけではなく行方不明となるのは前代未聞。待っていても国は荒れるばかりで夢も希望もありません。

なんとかして季斉を助けたい景王 陽子ですが、戴国の王を探し出すためとはいえ、他国へ兵を連れて入ることは天の禁忌。それを侵せば景王も景麒も斃れてしまいます。景王は延王らと相談し、おそらく蓬莱へ飛ばされてしまったと考えられる泰麒を探し出すことに決めます。

国のため、民のためという切なる思いを何故天は聞き入れてくれないのか。季斉は叫びます。陽子は「天は自ら助ける者を助けるのだ」。重いテーマをどんどん読ませる素晴らしい小説です!

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