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2010年9月16日 (木)

グラウンドの空 (あさの あつこ)

「バッテリー」の著者あさの あつこが贈る、新しい野球小説です。小学生のとき父親に夏の甲子園に連れていってもらい野球に魅せられ、中学で野球を始めたキャッチャーの瑞希は、先輩たちが卒業するとピッチャーがいなくなってしまうので困っています。そこへチームメイトの良治がピッチャーを見つけてくるのです。

転校生の透哉という少年が野球をやるらしいと聞いて、瑞希と良治は透哉を呼び出します。透哉の投げる球を受けた瑞希は感激。彼が入部してくれれば地区大会はもちろん全国だって狙えるはず。ところが透哉は対人恐怖症なのか、学校にすら出てこない。一体彼は過去になにがあったのか?

あさの あつこは登場人物を丁寧に描き、その心のうちを熱く静かに語ってくれます。人生の一部分を切り取って描かせたらすごく上手い。「バッテリー」が気に入った方は是非どうぞ!

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