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2010年9月17日 (金)

8分音符のプレリュード (松本祐子)

吹奏楽部でフルートを奏でる秋山果南(あきやま かなみ)は、担任の新藤先生に憧れ、将来は教師になろうと、毎日黒板消しを買って出るような娘。そこへ波多野透子(はたの とうこ)という転校生がやってきます。ところが彼女はまったくクラスに馴染もうとしません。しばらくして透子は天才少女ピアニストとして有名だったのが、母親が運転する自動車で事故に遭い、手を怪我してしまったということがわかります。

透子は吹奏楽部への入部を勧められますが「興味ない」とつれない返事。それでも吹奏楽部がコンクールに向けて練習していた曲の編曲を手伝ってくれ、果南も彼女の才能に驚きます。指揮に関するあたりは「のだめカンタービレ」を思い出します。(笑)

果南が秋に透子に出会って春までの間の出来事を綴った物語です。特に大事件が起こるわけではないけれど、果南が日常の様々な出来事を通じて成長していく様子が描かれている、さわやかな一編です。

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