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2010年8月24日 (火)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド (上) (村上春樹)

「僕」と「私」を主人公とする「世界の終り」と「ハードボイルド・ワンダーランド」の章が交互に入れ替わりながら物語は進行します。「世界の終り」は、記憶を失った「僕」が、一角獣が生息する、壁に囲まれた街に入り、図書館の夢読みとして働きつつ、街のもつ謎を調べていく物語。「ハードボイルド・ワンダーランド」は、暗号を扱う「計算士」として働く「私」が、ある老博士から最高度の暗号処理技術「シャフリング」の依頼を受けたことから「記号士」や第三者の組織から付け狙われるようになります。

その老博士は様々な動物の頭骨のコレクションを持っていて、口蓋の出す音の研究をしています。その博士から「私」は一角獣のものと思われる頭骨を渡されます。「世界の終り」はどの時代のどの国とも知れないファンタジーワールド。一方「ハードボイルド・ワンダーランド」は近未来の東京と思しき世界。一見無関係に思えるふたつの世界が一角獣などの共通項で徐々に結ばれていきます。

上巻は、老博士の孫娘が「世界が終わっちゃう。祖父を助けて!」と駆け込んでくるところまで。下巻が楽しみです。

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