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2010年8月 8日 (日)

美姫の夢 妻は、くノ一 (風野 真知雄)

「妻は、くノ一」シリーズ第7弾「美姫の夢」。夫、彦馬に逢いたいがため、お庭番を抜けて逃亡中の織江。彦馬が暮らす妻恋坂近くを歩いていて、怪しげな男が落とした奇妙な形のものを拾う。それは新たな追手の罠だとも知らずに…。

彦馬が出入りしている静山の屋敷で「これが何か探ってほしい」と頼まれます。赤い勾玉のようですが、紐を通すような穴は開いていません。静山の娘がいくつも持っていたというのです。考えあぐねていたところ、それを見た子供が「○○かい?」。一方、同じようなものを織江も拾っていたのです。

このような、いくつかの謎や事件が並行して進むのですが、彦馬は織江に逢うことができません。逆に織江は彦馬を陰から見守っていますし、静山も事態は把握している様子。知らぬは彦馬ばかりなり。ただ、静山の娘が彦馬に近づいてくるもので織江は心中穏やかではありません。「わたしはこのまま消えたほうがよいのか」。そこへ呪術を操る追手が襲いかかり、織江は追い詰められます。

彦馬と織江の再会が待ち遠しい「妻は、くノ一」です。

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